こんにちは、天野愛菜です。

ドル円は昨日も下落。
ファンダメンタルズは、「元気がない」の一言です。

中国は国慶節でお祝いの連休中。
ドル買いの影の主役・中国勢がいないので、買い上げも中途半端な感じがしているのは、わたしだけでしょうか。

 

それと米国の共和・民主の与野党合意事項とした「香港人権法案」の行方も気になるところです。
とくに「高校生への実弾発砲事件」があったからなおさらです。

中国政府は
「あの発砲は中国人がやったのではなく、地元の香港人の仕業だ。中国は関係ない。」
と言って逃げの一手ですが、さすがに
「一国二制度はどうした」アメリカの記者にツッコミが入りました。

しかしその上をいく中国の返し。
「アメリカで日常的に行われている発砲事件は問題にしないのか。」と。

ここでも、ああ言えばこう言う、米中摩擦が起きました。

 

そんなこともあって、中国人投資家の人たちからのメールには、
「せっかく貯めたドルが資産凍結にでもなったらヤバいから、円でも買っておこうか」だって。

はぁ~、円高の予兆…。

秋の海。
透明感が出てくるのです。

昨日のトレード 利益80銭

☆達成ターゲット
/上限・第1ターゲット、下限・第3ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は107.78円。下限は107.64円。

上限越えのターゲットは
107.87円、107.98円、108.12円。
下限越えのターゲットは
107.55円、107.48円、107.35円。

設定レンジ内のバランスラインは、107.74円。

―――欧米時間―――
1回目 14:25
107.86円→設定レンジ上限107.78円。「売り」8銭。

1時間足移動平均線(75.smoothed)でいつものように攻防戦を繰り広げ、そして下降。
でもこの段階では、まだ下降トレンドではありませんでした。
次の攻防ラインは設定レンジ上限107.78円に移りました。

2回目 15:50
設定レンジ上限107.78円→下限・第1ターゲット107.55円。「売り」23銭。

15:30前から落ち着いて下降。(Pivot 1H・Key)を上回ることはなくなりました。
安心の「売り」エントリー。
このタイミングで、1時間足3MAがローソク足を覆うような形なったので、昨日は「売り」トレードを確信しました。

3回目 21:26
下限・第1ターゲット107.55円→107.06円(Pivot 1H・S1)。「売り」49銭。

下限・第1ターゲット107.55円がしばらくの底値と意識されました。
当然上昇が掛かります。

こうなるとお決まりのトリプルトップかトリプルボトムからのトレンドが発生です。
わたしは、5分足チャートで待ちました。
16時30分から20時20分まで。そしてトリプルボトム。

しかしわたしは、最初の下降には手を出しません。
必ず戻るのです。

そしてドル買い派が最後の力を振り絞ります。
昨日は「21:15 米国 9月 ADP雇用統計」がよくなかったので、「買い」の意欲喪失。
そして下限・第1ターゲット107.55円が天井となって、トレンドが発生したのでした。

わたしがもう少し元気だったら、下降トレンド中でも上昇する「買い」でスキャルをするのですが、昨日はストップラインを下げていただけでした。
2時49分の決済まで、何杯コーヒーを飲んだことか…。

決済は、これもいつものパターン。
節目の価格の近くにあるPivotラインで、今回は(Pivot 1H・S1)。

よく節目の価格といわれれいるラインを越えたり、その手前で戻ったりしてトレンドが終了しますが、たいがいはその近くのPivotラインで決済すればOKです。

2019/10/03(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.20円。下限は107.02円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
107.33円、107.41円、107.53円、107.60円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
106.95円、106.79円、106.67円、106.54円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、107.13円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

日本の機関投資家勢が107.00円と107.80円に大量買いという噂が出ていますが、これはきっと「アドバルーン」

買わないけど、下がってほしくない場合によく出る噂。俗にいう「誘導」。
9:42に106.96円を付けたけど、爆上げしなかったし、上昇したのは107.09円に向けてのいつもの「仲値対応」。
でもこういう噂は、真実として市場心理になってくるからおもしろいです。

 

今日の市場が警戒している経済指標は
「23:00 米国 9月 ISM非製造業景況指数」。

ここでのエントリーは、大きくスプレッドが開くから危険です。

わたしの戦略は、底値を107.00円と仮定して、それまでの高値付近から「売り」で指していて、その半分以下の価格でISM非製造業景況指数を迎えたら、そのまま「売り」を継続しているつもりです。
そうでなければ、いったんスクエアーにします。

今日は、下限・第1ターゲットを下抜けたら、大きく展開するのではないでしょうか。

わたしの今日の戦略は、昨日と同じで「売り」&「戻り売り」です。
明日は雇用統計ですが、それは明日の話なので、今日は今日でしっかりとトレードします。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

これから検査があるので、今日のblogはこの辺で。
今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)