常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒
こんにちは。天野愛菜です。
週末は、いかがお過ごしでしたか。
私はタブレットの上に、うっかり荷物をおいてしまって「画面崩壊」。
こちらには思うようなスペックのものが、すぐには手に入らないということで、急遽大阪まで行って買ってきました。
私の性格は雑ですが、モノは大切にする方なのでショックでした。
でも新品は…嬉しい!
今週の注目イベント
ずばり26日金曜日の「米国GDP」と同日に予定されている「日米首脳会談」」。
その次が、25日の「米国・耐久財受注」でしょうか。
この3つのイベントは、ドル高要因と考えられていることから、今週は下がっても元の位置に回帰しそうです。
日本の輸出企業軍団は、大型連休を控えて112.00円で強気の売りを崩していないとの噂。
しかしその112.00円をトライ出来る力が、今のドル円にはあります。
現時点では「上値トライのドル高週間」になりそうです。
もっとも要人発言や、予期せぬ地政学的リスクが起これば別ですが…。
米国1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)
「21:30 米国 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)」
GDPの発表後は大きく動くことが多いので、「愛菜の経済指標トレード」をする上で<指し値>のポジションを計算する上でも私は綿密に考えます。
その上で一番頼りにしているのが、「アトランタ連銀・GDPNow」です。
「アトランタ連銀・GDPNow」の予測モデルは、商務省経済分析局と同じ手法でGDPを算出しているので、信頼性は高いと言われています。
先週金曜日4月19日発表―
「アトランタ連銀・GDPNow」の予想値は、2.8%。
「市場」の予想値は、おおむね2.0%。
「アトランタ連銀のGDPNow」と「市場予想」は、大きく乖離しています。
相場の変動は、結果と「市場予想値」との比較差で起こります。
ということは現時点では、大幅上昇。
しかし市場予想値は、直前まで変動しますので、注意が必要です。
JPモルガンのサイトを今朝みたら、2.9%になっていました。
「アトランタ連銀のGDPNow」の終予想値は、前日25日に発表されます。
日米首脳会談
主な会談内容は、「日米貿易」と「北朝鮮問題」とホワイトハウスが発表しています。
安倍首相は、トランプ大統領の「軍需品・農産物の輸出促進」の希望はわかっているし、トランプ大統領も「自動車の関税は棚上げ」「TPPと同等の関税率でいい」といっているので、結果はWIN .WINではないでしょうか。
これは、ドル円については安定基調となります。
そして「北朝鮮問題」についてですが、
トランプ大統領は、韓国の文在寅大統領のことをまったく信用していません。
先週11日の米韓首脳会談なんて、わざわざ文大統領がアメリカまで行ったのに、首脳会談はたったの2分。2分ですよ。
そもそも会談予定が30分という短さに私は驚いていましたが、その時間を使ってトランプ大統領は記者団からの質問に答えていたので、時間がなくなってしまいました。
また首脳会談にふたりのご夫人が同席していたことから見ると、トランプ大統領は首脳会談なんてやる気がまったくなかったのでしょう。
その点トランプ大統領は、安倍首相とはじっくりと「北朝鮮問題」を話し合うといっているので、私たちには見えないところで、安倍首相は「北朝鮮問題」にしっかりと絡んでいるのではないでしょうか。
今までの首相には出来なかったこと。
すごいことですね。
午前中のトレード
1回目 9:10
111.91円(Pivot 1H)→111.97円(Pivot 1H・R3)。「買い」6銭。
⇒1分足ボリンジャーバンド幅±2σが3.0Pips。
5分足チャートのボリンジャーバンド%bが、エンベローブを上回ったので安心の「買い」。
111.94円(Pivot Day)と111.95円(Pivot 1H・R2)では、売りにおされましたが、これは月曜日恒例のこと。
この段階で、今週も始まったばかりだから欲張らないことにしよう、と思って111.97円(Pivot 1H・R3)に「決済」ポジション。9時32分ヒット。
実際にはそれから111.99円まで上昇しましたが、もう<Pivot 1H>の抵抗線がなかったのでトレードしません。
今週も安全運転です。
9時55分 三菱UFJ銀行さん発表のドル円仲値 111.99円。
10時00分 Pivot 1H改訂 111.91円→111.95円。
Pivotトレードでは、「いったんPivotにつけてから、これからどうなる?」と見極めてからのエントリーが大切です。
2回目 10:29
111.95円(Pivot 1H)→111.91円(Pivot 1H・S1)。「売り」4銭。
⇒もう少し下がるかなと思いましたが、111.90円を付けて1分足にヒゲが出来たので戻ってウロウロしているときに「決済」しました。
3回目 10:37
111.94円(Pivot Day)→111.95円(Pivot 1H)。「買い」1銭。
⇒111.98円(Pivot 1H・R1)まで上昇を期待していましたが、1分足・5分足・15分足のボリンジャーバンド%bが50を下回ったので、「上昇はお預けね。」と思って決済しました。
先週金曜日(19日)の主な経済指標の結果
21:30 米国
3月 住宅着工件数 [年率換算件数]*
結果:113.9万件 予想:123.0万件 前回:114.2万件
3月 住宅着工件数 [前月比]*
結果:-0.3% 予想:5.9% 前回:-12.0%
3月 建設許可件数 [年率換算件数]*
結果:126.9万件 予想:130万件 前回:129.6万件
3月 建設許可件数 [前月比]*
結果:-1.7% 予想:0.7% 前回:-2.0%
先週金曜日(19日)の主な要人発言
菅官房長官
「トランプ米大統領が5月25-28日に国賓として来日」
「消費増税に万全を期す」
麻生財務相
「リーマンショックのような出来事がない限り、消費増税は予定通り」
「月例経済報告では前月とでは、まったく表現変わっていないと認識」
浅川財務官
「1月3日のようなフラッシュクラッシュがない、とは限らない」
先週金曜日(19日)のトレード 利益 銭
○設定レンジ内
先週金曜日(19日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は112.00円。下限は111.90円。
上限越えのターゲットは
112.06円、112.13円、112.20円。
下限越えのターゲットは
111.84円、111.72円、111.65円。
設定レンジ内のバランスラインは、111.95円。
★
———-日本時間———-
1回目 9:58
111.95円(Pivot 1H・S2)→111.90円。「売り」5銭。
———-欧米時間———-
2回目 22:23
バランスライン111.95円→111.92円(Pivot Day)。「売り」2銭。(スプレッド分を除く)
⇒指し値にうまく引っかかってくれました。
3回目 6時前
設定レンジ下限111.90円→バランスライン111.95円。「買い」5銭。
⇒就寝前、設定レンジ上限に「売り」、設定レンジ下限に「買い」を設定。
ともに決済はバランスライン。
お決まりの土曜日朝の大振れ。
朝起きてチャートを見たら、「ラッキー」と思わず声が出てしまいました。
おそらくスプレッドは広がったと思われるのですが、その直前に瞬間上がっていたので、そちらにスプレッドがつられた影響で下がったときに狭くなってうまく「ヒット」したものと思われます。
私のチャートでは111.874円まで下がってから、111.950円を引っかけての上昇でした。
当然、思惑が外れてもいいように、当日の利益分をストップに置きました。
今週のドル円に影響を与えそうな経済指標
※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。
4月22日(月曜日)
日本 安倍首相・欧米6ヶ国歴訪
英国・EU・中国 休場<イースターマンデー>
23:00
米国 3月中古住宅販売件数(年率換算件数)
米国 3月中古住宅販売件数(前月比)
4月23日(火曜日)
米国 下院歳入委員会が求めるトランプ大統領の納税記録提出期限
日本 超党派議員による靖国集団参拝
8:50
日本 3月企業向けサービス価格指数(前年同月比)
17:30
香港 3月消費者物価指数(CPI)(前年比)
22:00
米国 2月住宅価格指数(前月比)
23:00
米国 4月リッチモンド連銀製造業指数
米国 3月新築住宅販売件数(年率換算件数)
米国 3月新築住宅販売件数(前月比)
ユーロ圏 4月消費者信頼感(速報値)
4月24日(水曜日)
日本 日銀・金融政策決定会合(1日目)
ロシア ロ朝首脳会談
米国 テスラ・ボーイング・フェイスブック決算発表
13:30
日本 2月全産業活動指数(前月比)
14:00
日本 2月景気先行指数(CI)・改定値
日本 2月景気一致指数(CI)・改定値
17:00
ドイツ 4月IFO企業景況感指数
20:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
4月25日(木曜日)
日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
日本 日銀展望レポート
中国 「一帯一路」国際会議
米国 アマゾン決算
8:50
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
15:30
日本 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
21:30
米国 3月耐久財受注(前月比)
米国 3月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 前週分失業保険継続受給者数
4月26日(金曜日)
日本 3月・鉱工業生産・出荷・在庫指数
米国 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)
8:30
日本 3月失業率
日本 3月有効求人倍率
日本 4月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
日本 3月小売業販売額(前年同月比)
日本 3月百貨店・スーパー販売額(既存店)(前年同月比)
日本 3月鉱工業生産・速報値(前月比)
日本 3月鉱工業生産・速報値(前年同月比)
14:00
日本 3月新設住宅着工戸数(前年同月比)
19:00
日本 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
21:30
米国 1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
米国 1-3月期四半期GDP個人消費・速報値(前期比)
米国 1-3月期四半期コアPCE・速報値(前期比)
23:00
米国 4月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
♥ 愛菜の経済指標・用語解説 ♥(本日分)
中古住宅販売件数
1ヵ月間で中古住宅が販売成立件数。
発表は、全米不動産協会(NAR)。
中古住宅の方が、新築住宅より市場規模が大きいので、住宅指標としてもっとも注目されています。また建設資材だけでなく家電や家具などの消費に影響を与えるので、個人消費と景気全体の景況が判断されます。
2019/04/22(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.99円。下限は111.89円です
ターゲット
設定レンジの上限を越えたらー
112.06円、112.13円、112.19円がターゲット。
設定レンジの下限を越えたらー
111.86円、111.79円、111.67円をターゲットとします。
設定レンジ内のバランスラインは、111.94円(Pivot Day)です。
※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。
※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。
「ドル円/今日の設定レンジ」きっかけがほしいところ。様子見
20190422_1uy_p「ドル円/日足」上限112.13円 下限111.86円
20190422_duy_p愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法
今日はイースターマンデーで欧州市場はお休み。
経済指標の発表は、
「23:00 米国 3月中古住宅販売件数」のみ。
先週金曜日の「米国 3月住宅着工件数 3月建設許可件数」も低迷したので、今回も上昇には期待薄。
今日の私のトレード戦術は、設定レンジ内のバランスラインを中心に細かく利益を重ねていく方針。
1時間足チャートの遅行線が、ローソク足に絡みながら微妙な動きをしています。
米国時間に入ってからは、その遅行線とバランスラインを見ながらエントリーしてみます。
※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格で考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。
※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。
今週は注目されている米国企業の決算発表が目白押し。
米国株価の上昇につられて、株式購入需要が増してくればドル高期待が膨らんでいくのでしょう。
10連休前の1週間です。
気を抜かないでトレードしようと思っています。
今週も宜しくお願いいたします。
頑張りましょうね。
天野 愛菜(まな)