こんばんは、天野愛菜です。
帰国早々、風邪を引いてしまいました。
そして午後8時の更新。スミマセン。
熱が下がらなくて思うように原稿を打ち込めないので、今日は、(今日も？）簡単バージョンで失礼します。
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昨日の米国株価は、ダウ、ナスダック、S&P500とも最高値更新。
その結果を見届けてから、ドル円は急落。
米国財務当局と金融界が一丸となって、「株高、ドル安」と、見事な相場さばきでした。
昨日のblogで書きましたが、ニューヨークでは「ドル高是正論」が強くなってきているのです。
北朝鮮情勢
①そしてもう一つの「ドル売り・円買い」要因は、北朝鮮に関することで、軍部の一部がクーデターを起こしたとの情報が先週末に流れていて、それが昨日になって、まったくのフェイクでもなさそうだとの観測がディーラー間で囁かれたこと。
②それとは真逆なのですが、年明け早々に大陸間弾道ミサイルの発射実験が行われるとの噂もあって、それに現実味を感じさせたのが、NHKの誤配信でした。
NHK・27日午前0時22分・速報
「北朝鮮のミサイル 海に落下と推定 北海道襟裳岬の東約2000キロ」
午前2時28分には「誤配信についてのおわび」がありましたが、この誤配信が不安要因を膨らませて、「やっぱりナンかありそうだな。」とアメリカ勢のドル売り円買いを誘いました。
これもつい最近のことですが、「トランプ大統領の要請で、安倍首相と70分、習近平国家主席とは60分の緊急電話会談をした」というニュースも出たので、注意が必要な状況です。
この件に関しては、｢噂で売って、事実で買う」という、米中通商協議の第1段階の合意のときとは、反対の動きになります。
2019/12/27（金曜日）
ドル円／今日の設定レンジ
上限は109.58円。下限は109.43円です
（レンジ幅＝15銭）
ターゲット
③109.79円 ＜適応型移動平均・転換線＞
②109.70円 ＜12/2、12/13-16、12/19高値、月間Highライン－2銭＞
①109.65円 ＜12/17・12/19高値－2銭＞
◆109.58円 設定レンジ・上限
109.53円 ＜バランスライン＞
◆109.43円 設定レンジ・下限
①109.34円＜昨日の設定レンジ・下限＞
②109.27円＜12/20安値2銭上＞
③109.18円＜12/20、12/25安値・適応型移動平均・転換線＞
ご注意
※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。
※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ（変動）を考慮していますが、オーバーシュート（行き過ぎた動き）する可能性があることにも注意してください。
※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円／今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください。
愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法
今晩下値として意識されれているのが、109.43円＜設定レンジ・下限＞。
1時間足チャートで、移動平均線（75）と重なっています。
ここから109.34円＜昨日の設定レンジ・下限＞まで落ちて、さらに109.30円を割ると、ストップロス売りで、目指せ109.18円＜下限・第3ターゲット＞、109.00円、108.77円。
下値が確定すれば、昨日達成出来なかった109.70円＜上限・第2ターゲット＞の再トライ。
欧米のトレーダーさんたちは、米国株価動向に注目しています。
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※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。
※欧州勢が参入してくる午後3時～午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。
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週末は静かに寝ています。
今週も、ありがとうございました。
よい週末を。
天野 愛菜(まな)
