こんにちは、天野愛菜です。
昨日はわたしにとって久しぶりのトレードでした。ジェットコースターはイヤだけど、比較的分かり易い相場でよかったです。
ただ解せなっかたのが、21時のFRBの声明でドル安になったこと。
エコノミストの方々のコメントを読んでも、後付けでしょう、と思えるものばかり。
そこでこのblogを先週書いてくれた債権トレーダーの5番目に聞きました。
「ああ、あれね。普段なら事前に、何時にこういう発表をする、と情報を流すんだけど、昨日はいきなり発表したから、AIがパニクったらしい。最近多いんだな、こうゆうの。」
という答えでしたが、一番納得がいきました。
今日の午前中のドル売りは、日本株の堅調さにあやかりたい海外からの円需要。
夕方は欧州のPMI
17:30 ドイツ 3月 購買担当者景気指数 (PMI、速報値)
18:00 欧州 3月 購買担当者景気指数 (PMI、速報値)
18:30 英国 3月 購買担当者景気指数 (PMI、速報値)
結果は悪いでしょう、とは誰もが思っているので、その度合いでユーロドルが動いて、想定外の結果であればドル円にも波及してきます。
ユーロが売られると、これは「ドル高」。
そして夜は米国の経済指標
22:45 米国 3月 購買担当者景気指数 (PMI、速報値)
23:00 米国 3月 リッチモンド連銀製造業指数
基本は「ドル安」ですが、原油の売上減でドルが枯渇しているロシアと中東勢がユーロを通してドル買いに向かうと噂があります。
しかしそれらの状況を一変させるのが、日本時間の正午になっても決着がつかない、2兆ドルの大規模経済対策の可決。
市場では株価急騰、ドル高への歯止めがかかる、と言われています。
(こちらでは、今晩は無理ではないか、という情報も出ています。)
今日は気の休まらないトレードになりそうです。
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今、世界中が新型コロナで大きく揺れていますが、つい最近まで不謹慎でしたが、感染力も致死率も例年のインフルエンザよりも弱いのに何でこんなに大変なことになっているのかなって思っていました。
しかしそんな考え方を持っていた自分が、本当に情けなく思えた投稿がありました。
これは感染治療をしているイギリス女性ご本人の動画が拡散された後に、イタリア在住の中国人医師が発信したものです。
「新型コロナの恐怖は、意識がはっきりとあるままで窒息死することだ。致死率の問題ではない。」
咳き込みながら、苦しみながら、コロナと闘っている動画を観ただけに、心から心から、一刻も早い全快を祈りました。
昨日のトレード 利益2円67銭
☆達成ターゲット/下限・第2ターゲット、上限・第1ターゲット
昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は111.25円。下限は110.08円。
⑤112.22円 <2/20高値、Horizon Line>
④112.00円 <大台>
③111.77円 <Pivot Day・R1(欧米式)>
②111.68円 <2/24高値>
①111.50円 <3/20高値>
◆ 111.25円 設定レンジ・上限
111.00円 <大台>
110.55円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
110.17円 <適応型移動平均・転換線>
◆ 110.08円 設定レンジ・下限
①110.00円 <大台>
②109.82円 <3/20押し目>
③109.73円 <Pivot Day・S1(THV)>
④109.50円 <節目>
⑤109.32円 <3/20安値>
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―――欧米時間―――
1回目 20:05
110.55円 <Pivot Day・Key(欧米式)>→110.85円<Pivot 1H・R2>。「買い」30銭。
※日本時間で午後8時といっても、こちらでは午前7時なのです。
blogで書いた「押し目買い」からのスタートでした。
2回目 20:52
110.85円<Pivot 1H・R2>→110.08円<設定レンジ・下限。「売り」77銭。
※19時過ぎからポンドが急落していました。わたしは日本円がいつ引っ張られるかヒヤヒヤしながら、1回目のトレードをしていました。
そこで1回目の決済と同時にドテン。
そして21時にヘッドラインニュース
米連邦準備理事会(FRB)声明
「必要に応じ無制限の政府機関系モーゲージ債(MBS)購入を行う」
「定期資産担保ローンファシリティ(TALF)を設立」
はっきり言って、ここまで狙っていたわけではなくて、ラッキーでした。
こちらの時間では、朝の8時!
FRBの気合いを感じました。しかしダウ先物を見れば下落基調。
市場はいうことをきかない…。
3回目 21:15
110.25円<Pivot 1H・S3>→109.82円<下限・第2ターゲット>。「売り」43銭。
※決済はドンピシャ。お約束の「戻り売り」でした。
4回目 21;47
110.39円<Pivot 1H・S2>→110.17円<バランスライン>。「売り」22銭。
5回目 22:58
110.55円<Pivot Day・Key(欧米式)>→111.50円<上限・第1ターゲット>。「買い」95銭。
※110.75円付近で長い停滞。テクニカルは上昇。「ここで決済したら絶対に再エントリーは出来ないよ」と自分に言い聞かせてガマン、ガマン。
そしてロンドンフィキシングの上昇が始まりました。
2020/03/24(火曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.28円。下限は110.08円です
ターゲット
⑤112.68円 <2/24高値>
④111.58円 <3/23高値、Horizon Line>
③111.52円 <Horizon Line>
②111.48円 <Horizon Line>
①111.36円 <Horizon Line>
◆ 111.28円 設定レンジ・上限
110.82円 <Pivot Day・Key(THV)>
110.62円 <適応型移動平均・転換線>
110.50円 <節目>
110.45円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
◆ 110.08円 設定レンジ・下限
①110.00円 <大台>
②109.82円 <3/23押し目>
③109.67円 <3/23安値>
④109.57円 <適応型移動平均・転換線>
⑤109.32円 <3/20安値>
ご注意
※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。
※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。
※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。
「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足
20200324_1uy_p愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法
今日の午前8時45分。
トランプ大統領より、「ドル高は多くの点で良いが、貿易を困難にする」と、ドル高を抑制したいような発言
米国金融当局からの介入はないでしょうが、日本勢は調整に入った様子。
一昨日FRBが
「今まで1週間に一度のドル供給を、23日から4月末日まで毎日実施する。」と発表した効果が、安心感となって市場に静かに浸透してきました。
ところで今、日本は欧米から悲しいことに悪口を言われているのです。
「日本だけじゃん、財政出動に積極的じゃないのは。またまたウチらの恩恵に預かっているうちに、なんとかなるんでねぇと思ってるよな。社会主義国だよニッポンは。」(涙)。
世界が一丸となって、経済対策に本腰を入れているのに、旅行券とか飲食券とかの商品券を配って、それで景気がよくなると思っていることに、アホじゃないかって言われています。
現金やったら貯金しちまう、っていうことらしけど、日本には若者はじめとして、貯金すら出来ない人たちが大勢いることがわかっていないのかな。
今の日本に大切なのは、国の景気浮揚も大事だけど、まず最初に国民を安心させてあげること。
貯金が少しでもあったら、安心出来るのにね。
今日のわたしのトレードは、110.62円<適応型移動平均・転換線>を越えてからの「買い」。
それまでは、「戻り売り」戦略です。
底値と意識されている110.00円を下に抜けたら、下降トレンドラインが形成されます。
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※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。
※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。
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今、こちらは人通りが少なくて神出鬼没のドロボー対策にお巡りさんがウヨウヨ。
なので街をあるくとお巡りさんが機関銃を持って飛んでくるので、公園に行くのも怖いのです。
昨年、埼玉県の森林公園で撮った写真です。
今日も、頑張りましょう、ね。
天野 愛菜(まな)