こんにちは、天野愛菜です

もうすぐ7月ですね。
振り返って見れば、期待先行で動いた株価に翻弄された4-6月期の為替市場でした。
最近になってからは経済指標の結果の反応も少し変わって、楽観的な予想値に対して悪ければ悪いなりに反応するようになってきました。

そのような中で、今週の注目は以下のふたつ
7/1 (水) 23:00 米国 6月 ISM製造業景況指数
7/2 (木) 21:30 米国 6月雇用統計

海外のディーラーさんたちの話をまとめると、
「6月 ISM製造業景況指数」については、予想値の49.0を下回れば、急落。
「6月雇用統計」については、
・6月 非農業部門雇用者数変化
・6月 失業率
・6月 平均時給
のうち、ひとつでも悪い数値があると、大きく振られて下落、と考えているようです。

今週は、4-6月期の締めということもあって、思わぬ展開もありますから、慌てないでトレードしていきましょう。

今週のドル円に影響のありそうな経済指標

6/29 (月)
23:00 米国 5月 住宅販売保留指数

6/30 (火)
22:00 米国 4月 ケース・シラー米住宅価格指数
22:45 米国 6月 シカゴ購買部協会景気指数
23:00 米国 6月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
25:30 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、議会下院、証言

7/1 (水)
・USMCA(アメリカ・メキシコ・カナダ協定)発効
08:50 日本 4-6月期 日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
21:15 米国 6月 ADP雇用統計
22:45 米国 6月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
23:00 米国 6月 ISM製造業景況指数
27:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

7/2 (木)
21:30 米国 6月雇用統計/5月貿易収支

7/3 (金)
・米国(独立記念日・振り替え休日)
10:45 米国 6月 Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)

先週金曜日(26日)のトレード 利益1円5銭

☆達成ターゲット/

下限・第3ターゲット、上限・第1ターゲット

下値の折り返し、106.82円<下限③・Target>は、blogでの予想通り、うまくいきました。
欧州時間の早めに達成してくれていたら、もっと上値は伸びたのに、って欲張りなわたしです。

先週金曜日(26日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は107.23円。下限は107.08円。

ターゲット

⑥107.80円 <Pivot Day・R2(欧米式)>
⑤107.63円 <6/16 高値>
④107.49円 <Pivot Day・R1(欧米式)>
③107.45円 <6/25 昨日高値>
②107.37円 <Pivot SR・R3>
①107.30円 <Pivot SR・R2>

◆ 107.23円 設定レンジ・上限
B.L① 107.14円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
◆ 107.08円 設定レンジ・下限

①107.01円 <Pivot SR・S2>
②106.94円 <Pivot SR・S3>
③106.82円 <Pivot Day・S1(欧米式)>
④106.75円 <Pivot Day・S2>
⑤106.66円 <6/19 安値、Horizon Line>
⑥106.47円 <Pivot Day・S2(欧米式)>


―――欧米時間―――

1回目 15:56
107.14円<B.L①>→106.90円<Pivot 1H・S1>。「売り」24銭。

予定通りの107.14円<Pivot Day・Key(欧米式)>からの下降開始。

2回目 19:19
106.94円<下限②・Target>→106.82円<下限③・Target>。「売り」12銭。

この回はblogで書いた下値目標の106.82円<下限③・Target>に到達。
1回目で諦めかけていたけど、ヨカッタ!

3回目 20:23
106.82円<下限③・Target>→107.35円<15分Pivot・R3>。「買い」53銭。

blogに書いておいた106.82円<Pivot Day・S1(欧米式)>からの上昇。
決済は午前0時。
はじめから「ロンドンフィキシング」までと決めていました。

4回目 0:01
107.30円<上限①・Target>→107.14円<B.L①>。「売り」16銭。

週末のポジション調整でした。

 

2020/06/29(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.37円。下限は107.10円です

ターゲット

⑥108.01円 <Pivot Day・R3(欧米式)>
⑤107.97円 <一目均衡表(日足)・基準線>
④107.68円 <Pivot Day・R2(欧米式)>
③107.60円 <Pivot SR・R3>
②107.49円 <Pivot SR・R2>
①107.45円 <Pivot Day・R1(欧米式)、6/25 高値>

◆ 107.37円 設定レンジ・上限
B.L① 107.33円 <Pivot SR・R1>
B.L② 107.22円 <Pivot SR・Key、6/23 Horizon Line、一目均衡表(日足)・雲下限>
B.L③ 107.12円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
◆ 107.10円 設定レンジ・下限

①107.05円 <Pivot SR・S1>
②106.94円 <Pivot SR・S2>
③106.88円 <Pivot Day・S1(欧米式)>
④106.77円 <Pivot SR・S3、一目均衡表(日足)・転換線>
⑤106.56円 <Pivot Day・S2(欧米式)>
⑥106.32円 <Pivot Day・S3(欧米式)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日のドル円に影響がある経済指標は
「23:00 米国 5月 住宅販売保留指数」。
これは「改善」が見込まれていますが、予想値を下回ったら、その程度にもよりますが下落といわれています。。

今日の午前中、金曜日の高値107.36円をつけたものの、106.37円が設定レンジ上限となってしまいました。

今日のPivotセオリーでは、
下値は、下限・③106.88円<Pivot Day・S1(欧米式)>。
しかしターゲットには書いていませんが、106.80円は先週金曜日(26日)の安値なので、この付近まで下がって、ダブル・ボトムの下値試しがあるかも知れません。

下限・第3ターゲットまでは、上昇の余地が残されています。

しかし、そのまま下落して、
下限・④106.77円<Pivot SR・S3、一目均衡表(日足)・転換線>を下抜けると、急落の可能性となります。

一方の上昇過程では、
上限・①107.45円<Pivot Day・R1(欧米式)、6/25 高値>を上抜ると
上限・④107.68円<Pivot Day・R2(欧米式)>が視野に入ります。

今日のドル円は柔軟に考えて、深追いしないでトレードします。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

暑い…。今日のニューヨークの気温は32度。
外出は朝のランニングだけ。
それからは外に出る気力もなく、家のなかでダラダラしていました。
サーバーのメンテナンスで、ネットは使えないから、本でも読もうと思ったけど全部英語。
速攻で寝てたみたい。(‘-‘*)。

 

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。

天野 愛菜(まな)