常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

今日はお客さまをご案内して、竹富島に来ています。

石垣島から高速船で10分のところにあります。
快晴。気温はすでに30度。

総勢12人を引率しています。
みんなわがままだから、統率がまったくとれません。
外周道路が約3km。
自転車でも20分で1周できる島なので、石垣牛と同じに「放し飼い」にしました。(笑)。

私はもう何回も来ているので、ホテルで朝からトレード&Blogの更新をしています。

今晩注目のトルコ中銀の政策金利

トルコは欧州に位置していますが、EU加盟国ではありません。

しかしEUとは「関税同盟」を締結していて、欧州とは密接な関係にあります。

その「関税同盟」には双方の思惑が違っていて、トルコは「経済」、EUにとっては「難民足止め」がその目的です。

EUとしてはトルコ経済が「関税同盟」によって安定していれば、「難民足止め」という安心がありますが、ここに来てトルコ経済はマイナス成長。インフレ率は20%。
これらの不安定要素が、EUがいまだに解決策を見いだせない「難民」問題に飛び火しそうなのです。

そして今日のトルコ中銀による政策金利の発表で注目されているのは、国民向けパフォーマンスを重点に置いているエルドアン大統領の圧力にトルコ中銀が屈して、政策金利を引き下げる可能性があること。

トルコ中銀は、政策金利を24%まで引き上げて外国からの投資を呼び込んでいますが、金利を引き下げた場合は、資金が国外に流出します。

そうなるとトルコリラは暴落。それがユーロに波及して世界の同時通貨安が懸念されているのです。

政策金利を据え置く場合は、今日のドル円にとっては単なる<通過点>で終わりますが、引き下げた場合は<分岐点>になります。

でも前回は「据え置き」でも下がったのです。私が通過点と思っているだけなので、気を付けてください

とりあえず8時前に私はポジションをスクエアーにします。

午前中のトレード

1回目 9:00
112.13円(Pivot 1H)→112.20円(Pivot 1H・R2)。「買い」7銭。

2回目 9:39
112.20円(Pivot 1H・ R2)→112.09円(Pivot Day)。「売り」11銭。

3回目 10:25
112.09円(Pivot Day)→112.02円(Pivot 1H・R2)。「売り」7銭。

4回目 11:00
112.01円(Pivot 1H)→111.85円(昨日のバランスライン)。「売り」16銭。

Pivotトレード。
BOXトレードともいいますが、さまざまなインディケーターを主体としてトレードするのではなく、インディケーターを参考にしたトレードです。
私の「設定レンジ&ターゲット」はその応用編です。

けっこう利益が獲れるでしょう。

竹富島の朝の海辺。きれい…。

昨日の主な経済指標の結果

17:00 ドイツ
4月 IFO企業景況感指数
結果:99.2 予想:99.9 前回:99.7

20:00 米国
MBA住宅ローン申請指数 [前週比]*
結果:-7.3 予想:- 前回:-3.5

昨日の主な要人発言

ハモンド英財務相
「ブレグジットの不確実性が、設備投資が弱い根本的な原因」

昨日のトレード 利益70銭

○下限・第1ターゲット 上限・ターゲット オールクリア

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は111.97円。下限は111.81円。

上限越えのターゲットは
112.03円、112.13円、112.20円。
下限越えのターゲットは
111.76円、111.65円、111.56円。

設定レンジ内のバランスラインは、111.85円(Pivot Day)。

私は寝ていましたが、午前1時を過ぎてアメリカ勢の独壇場になってから、米国の大型株の堅調さに合わせて「ドル円は急騰」して、日本の輸出企業軍団の<ドル売り円買い>の裏をかかれました。

———-日本時間———-
1回目 9:00
111.88円(Pivot 1H)→111.83円(Pivot 1H・S2)。「売り」5銭。

2回目 9:05
111.83円(Pivot 1H・S2)→111.85円(Pivot Day)。「買い」2銭。

3回目 9:40
111.85円(Pivot Day)→111.93円(Pivot 1H・R2)。「買い」8銭。

4回目 10:30
111.95円(Pivot 1H・R1)→111.85円(Pivot Day)。「売り」10銭。

5回目 12:50
バランスライン111.85円→下限・第1ターゲット111.76円。「売り」9銭。

6回目 13:00
下限・第1ターゲット111.76円→設定レンジ下限111.81円。「買い」5銭。

———-欧米時間———-
7回目 22:30
設定レンジ上限111.97円→111.70円(Pivot 1H・S2)。「売り」27銭。

8回目 23:40
111.74円(Pivot 1H・S2)→111.70円(Pivot 1H・S2)。「売り」4銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

4月25日(木曜日)
日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
日本 日銀展望レポート
中国  「一帯一路」国際会議
米国  アマゾン決算

8:50
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

15:30
日本 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見

20:00
トルコ トルコ中銀、政策金利

21:30
米国 3月耐久財受注(前月比)
米国 3月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 前週分失業保険継続受給者数

愛菜の経済指標・用語解説

耐久財受注

製造業の出荷・在庫・新規受注・受注残高を示す指標です。
耐久財とは、3年以上の使用に耐えられる自動車・航空機・パソコン・家具・家電などとされています。
米商務省が毎月発表します。
製造業の動向を把握するための重要指標。設備投資の先行指標とされていて、とくに変動率の大きい航空機を除いた非国防資本財受注が重視されます。

2019/04/25(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は112.24円。下限は111.84円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
112.31円、112.39円、112.48円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
111.78円、111.70円、111.65円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、112.00円、112.09円、112.16円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」テクニカルは「売り」

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「ドル円/日足」上限112.13円 下限111.65円

20190425_duy_p

愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

最初に触れましたが、今日の波乱要因として欧米勢が注目しているのが
「20:00 トルコ中銀、政策金利」の発表です。
その後は
「21:30 米国 3月耐久財受注」
これは「ドル安」といわれています。

今日も「設定レンジ&ターゲット」とバランスラインを基本にトレードです。
上限超えの上値を試す展開になったら、様子見して「売り」場を探します。

今日は午前中に大きく下がったので、欧州勢が参戦してきてユーロの動きを見ながらトレードしても遅くはないかな…。
逆相関の場合は大きく動きます。

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

今日は竹富島に来ているし、ドル円も動いてくれてワクワク感満載です。
今日も頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)