こんにちは、天野愛菜です。

このところわたしのblogでは、「ユーロドルの動きに注意」と言っています。
実はそう言っている本人が、実際のところ、その理由がよくわかっていなかったので、「ユーロ高の原因は何?」と海外のディーラーさんたちに質問しました。
そこで返ってきた内容を、わたしの文章としてまとめると次のようになりました。

アメリカで注目されているのは、やっぱり大統領選挙です。
バイデン候補は、息子さんが今でも中国ファンドと関係がある親中派なので、その点を追求されないために、ひたすらトランプ大統領の失政を待って静かにしています。
つまり目立たないから、悪い噂も立ちません。
ですから両者を比べると、バイデン候補の方が消去法的に支持率が高くなっています。

そのようなこともあって、「もしバイデン候補が大統領になったら」というシミュレーションが始まって、彼は法人税の強化、金融規制の強化を推進していくと公約しているので、そこから行き着くところの「米国景気の悪化」が懸念されはじめてきました。
そして民主党内でも、バイデン候補が高齢なので2期目はないことから、それが米国政治の不安定化につながり、「米国における政治と経済の両輪の混迷」という解が導き出されました。

このことが、米国投資よりも欧州投資の方がまだいいのではないか、と判断されて、欧州投資のためのユーロ高となっている、ということです。

うまく伝わったかなぁ…。

昨日のトレード 利益70銭

☆達成ターゲット
上限・第1ターゲット/下限・第2ターゲット

人間ドックから帰って来て、バリウム→下剤でお腹がグルグルしてたので、トレード開始が午後8時からになってしまいました。
焦っても仕方ないので、決済時刻をあらかじめ決めてのトレードでした。

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は105.80円。下限は105.51円。

ターゲット

106.20円 <上限⑦・昨日高値>
106.17円 <上限⑥・Pivot Day・R1(欧米式)>
106.05円 <上限⑤・Pivot SR・R3、7/31 高値>
106.00円 <上限④・大台、一目均衡表(日足)・基準線>
105.95円 <上限③・Pivot Day・Key(欧米式)>
105.91円 <上限②・Pivot SR・R2>
105.83円 <上限①・Horizon Line>

◆ 105.80円 <設定レンジ上限>
105.70円 <B.L①・Pivot Day・S1(欧米式)>
105.64円 <B.L②・昨日安値、Pivot SR・Key>
105.55円 <B.L③・一目均衡表(日足)・転換線>
◆ 105.51円 <設定レンジ下限>

105.48円 <下限①・Pivot Day・S2(欧米式)、Pivot SR・S1>
105.34円 <下限②・Pivot SR・S2>
105.29円 <下限③・Horizon Line>
105.23円 <下限④・Pivot Day・S3(欧米式)>
105.17円 <下限⑤・Pivot SR・S3>
105.11円 <下限⑥・7/27 安値>

1回目 20:16
105.83円 <上限①・Horizon Line>
105.34円 <下限②・Pivot SR・S2>
「売り」49銭。

昨日のblogで書いた105.95円<上限③・Pivot Day・Key(欧米式)>には届かず、戻ってきたところからエントリー。
決済は、22:57。ISMの発表前と決めていました。

2回目 23:18
105.34円 <下限②・Pivot SR・S2>
105.55円 <B.L③・一目均衡表(日足)・転換線>
「買い」21銭。

ロンドンフィキシングでのドル買い追随。
ここでの決済は0:00。
このときの高値は105.60円でしたので結果は5銭を取り損ねましたが、ユーロ×ドル×日本円の絡みが激しくてよくわからなくなっていたので、後悔はなし、でした

2020/08/06(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は105.62円。下限は105.46円です

ターゲット

106.00円 <上限⑥・一目均衡表(日足)・基準線>
105.90円 <上限⑤・Pivot Day・R1(欧米式)>
105.87円 <上限④・昨日高値>
105.83円 <上限③・Horizon Line>
105.77円 <上限②・Pivot SR・R3>
105.69円 <上限①・Pivot SR・R2>

◆ 105.62円 <設定レンジ上限、Pivot Day・Key(欧米式)、Pivot SR・R1> 
105.54円 <B.L①・Pivot SR・Key>
◆ 105.46円 <設定レンジ下限、Pivot SR・S1>

105.38円 <下限①・Pivot SR・S2>
105.34円 <下限②・一目均衡表(日足)・転換線>
105.32円 <下限③・昨日安値>
105.27円 <下限④・Pivot Day・S1(欧米式)>
105.22円 <下限⑤・適応型移動平均・転換線>
105.11円 <下限⑥・7/27 安値>
104.98円 <下限⑦・Pivot Day・S2(欧米式)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

21:30 米国 前週分/新規失業保険申請件数・失業保険継続受給者数

設定レンジ&ターゲット・Pivot サマリー

今日の午前中の上値は、
105.62円 <設定レンジ上限、Pivot Day・Key(欧米式)、Pivot SR・R1> 
しっかりとした天井の蓋です。
そうなると
105.27円 <下限④・Pivot Day・S1(欧米式)> が下値の目標です。

一方のドル買いは
105.62円 <設定レンジ上限、Pivot Day・Key(欧米式)、Pivot SR・R1>を上抜けてからで、
105.87円 <上限④・昨日高値>が目標となります。

今日の戦略

昨日の「米国 7月ADP全国雇用者数」は、市場予想の120.0万人増に対して16.7万人増。
ドル円は、105.32円まで下落。
その後の「米国 7月 ISM非製造業景況指数」は、市場予想の55.0に対して58.1と堅調な結果でしたが、105.64円 <B.L②・昨日安値、Pivot SR・Key>にも届きませんでした。

明日に控えた雇用統計を見据えると、ADPの結果と、ISMの雇用部門の前月43.1から42.1への悪化が、ドル高進行を止めています。

今晩は「21:30 米国 前週分/新規失業保険申請件数・失業保険継続受給者数」がありますが、市場予想ではADPのときと同様に雇用は「持ち直し」と捉えているので、要注意です。

そして、米国10年債利回りが上昇したにもかかわらず、ドル安。
これも注意事項です。

今日のわたしのトレード戦略は、設定レンジトレードの基本でいきます。
設定レンジ上限で価格が推移している限りは、「押し目買い」。
設定レンジ下限を下抜けたら「戻り売り」です。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です

ハナトラノオ。漢字で書くと「花虎の尾」。
これなら覚えやすいでしょう。
ピンク色が多いのですが、可憐な白色の方がわたしは好きです。
原産国のアメリカよりも、カナダの方でよく見掛ける気がします。

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)