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日経中国関連企業決算から中国経済を探りましょう

こんにちは。天野愛菜です。

中国が発表する経済統計は信用してはならない、とよく言われていますが、日本もそうだったのね、ということで今週の国会は混乱しそうです。

しかし為替に限っていえば、朝8時50分に発表される日本の「経済指標」で大きくドル円が動くなどということはめったにないので、ほぼ大勢に影響はなし。

ところが中国の指標ともなると、インパクトがあります。

今まで中国に投資してきた世界中の企業の人たちは、いくら中国の経済指標の発表が嘘だとわかってはいても、わずかでもよい数字に希望を持って、今までやってきました。

しかし先週の米国キャタピラーの決算発表時、
「中国経済の減速は、懸念ではなくて現実のものである。」という発言に世界は動揺しました。

今週は下記のように、日経中国関連株といわれている企業の決算発表があります。
決算ですから相対での経済実態が見えてきます。

世界中の為替トレーダーさんたちも今週は、キャタピラーの会見があっただけに、日本企業の決算に注目。
中国経済の先行きの不透明感が増してくれば、円は買われていくはずです。

日経中国関連株 今週の決算

2月4日(月曜日)
花王・三菱電機・パナソニッ

2月5日(火曜日)
三井化学・神戸製鋼所・伊藤忠・三菱商事

2月6日(水曜日)
三菱ケミHD・新日鉄住金・三菱重工業・トヨタ自動車・住友商事

2月7日(木曜日)
旭化成・ニコン・丸紅

2月8日(金曜日)
東レ・JXTG・住友金属鉱山・資生堂・SMC

先週金曜日(1日)の主な経済指標の結果

18:30 英国
1月 製造業購買担当者景気指数(PMI)
結果:52.8 予想:53.5 前回:54.2
⇒ここでポンドは急落して、ドルが買われました

「愛菜の実戦トレード」で
「製造業購買担当者景気指数(PMI)」は、速報値と今回の改定値に大きな差があると動きます。上記の国のなかで警戒されているのが、ドイツと英国です。
と書きました。

英国の「製造業購買担当者景気指数(PMI)」で為替市場全体に動意。
そして金曜日は「売り」戦略とも書きましたが、この結果をみて私は気持ちを「買い」に入れ替えました。

22:30 米国 雇用統計
1月 非農業部門雇用者数変化 [前月比]*
結果:30.4万人 予想:16.5万人 前回:31.2万人

1月 失業率
結果:4% 予想:3.9% 前回:3.9%

1月 平均時給 [前月比]*
結果:0.1% 予想:0.3% 前回:0.4%

1月 平均時給 [前年同月比]*
結果:3.2% 予想:3.2% 前回:3.2%

⇒「非農業部門雇用者数変化」が予想16.5万人に対して、結果は30.4万人でした。
ダウ先物は窓を開けて上昇しましたが、ドル円はそれほどでもありませんでした。

24:00 米国
1月 ISM製造業景況指数
結果:56.6 予想:54.2 前回:54.1

1月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値
結果:91.2予想:90.8前回:90.7

11月 建設支出 [前月比]
結果:0.8% 予想:0.2% 前回:-0.1%

11月 卸売在庫 [前月比]*
結果:0.3% 予想:0.5% 前回:0.8%

⇒ISM製造業景況指数というより、建設支出の好結果でドル円は反応して上昇。
私はこれほどいい結果とは思ってもいませんでした。

先週金曜日(1日)のトレード 利益89銭

○上限・ターゲット オールクリア

先週金曜日(1日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は108.96円。下限は108.72円。

上限越えのターゲットは
109.04円、109.14円、109.25円、109.49円。
下限越えのターゲットは
108.63円、108.51円、108.40円、108.28円。

———-米国時間———-
先週の金曜日のBlogに次のように書きました。

―今日の2つの大きなイベントで、清水の舞台から飛び降りるつもりであれば、
雇用統計は「ドル高」で、ISM製造業景況指数は、対中貿易関税による受注減を考えると「ドル安」期待でエントリーです。

―雇用統計でトレードするのなら、「愛菜の経済指標発表トレード」で、1時間ピボッドのR3に売りS3に買いの指し値をおいておくほうが無難です。

それまでの時間であまりにも動きがなかったので、私は「清水の舞台から飛び降り」ました。

★雇用統計・経済指標トレード詳細

1回目 22:15 「愛菜の清水舞台トレード」(笑)
108.90円(1時間ピボットセンター)→上限・第1ターゲット109.04円。「買い」14銭。

2回目 22:30 「愛菜の経済指標トレード」
設定レンジ上限108.96円(R3)→108.92円。「売り」4銭。

3回目 22:31 「愛菜のターゲット・トレード」
設定レンジ上限108.96円(R3)→上限・第1ターゲット109.04円。「買い」8銭。

4回目 22:36 「愛菜のターゲット・トレード」
上限・第1ターゲット109.04円→設定レンジ上限108.96円(R3)。「売り」4銭。

5回目 22:43 「愛菜の経済指標トレード」
設定レンジ上限108.96円(R3)→108.90円(1時間ピボットセンター)。「売り」6銭。

6回目 22:53 「愛菜のターゲット・トレード」
設定レンジ上限108.96円(R3)→上限・第1ターゲット109.04円。「買い」8銭。

⇒上値が重たくて、発表直後で15銭くらいしかジャンプしせんでした、ね。
細かくても頑張ろうと思って、久しぶりのスキャルピング。
疲れました。

★ISM製造業景況指数&建設支出・経済指標トレード
7回目 23:30
第1ターゲット109.04円→第4ターゲット第4ターゲット109.49円。「買い」45銭。

⇒本当は「売り」と思っていたのですが、発表前から「買い」でエントリーしていて「決済」するタイミングがなかった、というのが本当のところ。
そして結果論ですが、「建設支出」は油断していました。
雇用統計の消化不良が、ここで治った感じです。

今週のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

2月4日 (月曜日)
中国 春節連休(~10日)
日経中国関連企業決算/花王・三菱電機・パナソニック
他/三菱UFJフィナンシャル・グループ

8:50
日本 1月マネタリーベース(前年同月比)

18:30
英国 1月建設業購買担当者景気指数(PMI)

19:00
ユーロ圏 12月卸売物価指数(PPI)(前月比)
ユーロ圏 12月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)

24:00
米国 11月製造業新規受注(前月比)

2月5日 (火曜日)
米国 トランプ大統領・一般教書演説
日経中国関連企業決算/三井化学・神戸製鋼所・伊藤忠・三菱商事
他/ソフトバンク

17:55
ドイツ 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)

18:00
ユーロ圏 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値

18:30
英国 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)

19:00
ユーロ圏 12月小売売上高(前月比)
ユーロ圏 12月小売売上高(前年同月比)

23:45
米国 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
米国 1月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)

24:00
米国 1月ISM非製造業景況指数(総合)

2月6日 (水曜日)
カナダ ファーウェイ副会長が出廷
日経中国関連企業決算/三菱ケミHD・新日鉄住金・三菱重工業・トヨタ自動車・住友商事
他/ソフトバンクグループ

16:00
ドイツ 12月製造業新規受注(前月比)
ドイツ 12月製造業新規受注(前年同月比)

21:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

22:30
米国 10-12月期四半期単位労働コスト・速報値(前期比年率)
米国 10-12月期四半期非農業部門労働生産性・速報値(前期比)

22:30
米国 11月貿易収支

2月7日(木曜日)
日経中国関連企業決算/旭化成・ニコン・丸紅
他/NTT・JT

8:50
日本 1月外貨準備高
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

9:00
米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

14:00
日本 12月景気先行指数(CI)・速報値
日本 12月景気一致指数(CI)・速報値

16:00
ドイツ 12月鉱工業生産(前月比)
ドイツ 12月鉱工業生産(前年同月比)

21:00
英国 イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
英国 英中銀資産買取プログラム規模
英国 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
英国 英中銀イングランド銀行、四半期ごとの物価報告(インフレリポート)

22:30
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 前週分失業保険継続受給者数

2月8日 (金曜日)
北朝鮮 朝鮮人民軍創建日
日経中国関連企業決算/東レ・JXTG・住友金属鉱山・資生堂・SMC

8:30
日本 12月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比)
日本 12月国際収支・経常収支(季調前)
日本 12月国際収支・経常収支(季調済)
日本 12月国際収支・貿易収支 1338億円

9:00
日本 12月毎月勤労統計調査-現金給与総額(前年同月比)

14:00
日本 1月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
日本 1月景気ウオッチャー調査-先行き判断DI

16:00
ドイツ 12月貿易収支
ドイツ 12月経常収支

 

2019/02/04(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.63円。下限は109.43円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
109.72円、109.80円、109.94円、110.03円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
109.36円、109.26円、109.16円、108.93円をターゲットとします。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

「ドル円/今日の設定レンジ」110.00円を越えるかな

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「ドル円/日足」110.00円を越えるまでトレンドは「ドル安」です

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愛菜の実戦トレード 今日の攻略法

今日の経済指標の発表はー

「18:30 英国 1月建設業購買担当者景気指数(PMI)」
⇒ポンド/ドルから、ドル円が影響を受ける可能性があります。

「19:00 ユーロ圏 12月卸売物価指数(PPI)」
⇒ユーロ/ドルから、ドル円が影響を受ける可能性があります。

「24:00 米国 11月製造業新規受注」
⇒ドル円が直接動きます

テクニカルは「売り」サインです

しかしファンダメンタルズは、米中閣僚通商協議からトランプ大統領と習近平主席との首脳会談でのある程度の成果が現実的になって、「買い」気配です。

★正午現在★
「ドルインデックス」=買い
「米国10年債利回り」=低下
「ユーロドル」=中立
「ダウ先物」=買い

★通貨の強さ★

ユーロ>ポンドと米ドルと日本円は拮抗

 

ドルと日本円と、今は旬のポンドが通貨の強さでは拮抗しています。

つまり今日の為替相場は不安定ということです。

 

今日は設定レンジ重視で、いったんの天井を110.00円手前と考えて「押し目買い」を基本に考えて、設定レンジを下抜けたら「戻り売り」。

ちょっと消極的ですが、月曜日なので安全トレードで頑張ります。

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格で考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

週末の台湾は、夏のようでした。

沖縄でも日中にお日様が見えると20度以上になりますが、昨日の台湾は30度でした。

街並みのアパレルショップも、夏物ばかり。

 

おじいちゃんに会ってから、マキちゃんは私にダイエット食を強制するようになって、台湾の免税店で買ってくれたブランドのミニのワンピースも少しきつめ。

そうそうイギリスから着用していたコルセットの効果があって、今ではくびれがしっかりあります。

マキちゃんが作ってくれるダイエット食とコルセット着用をもう少し頑張って、マキちゃんお見立てのお洋服が似合うようになりたいです。

そしてパーティードレスから覗く足がキレイに見えるように、ピンヒールを8cmから10cmにしましたが、でも無難に歩いています。(笑)。

 

最近Blogには登場していないおじいちゃんからは、何だかんだいって毎日3時間おきに電話があります。(彼もあまり寝ない人。)

そのおじいちゃんのいるニューヨークは、マイナス15度…。

今月にはニューヨークで「ファンド」を立ち上げるマキちゃんも、さすがに「もう少し暖かくなってから行こうか。」という始末です。

おじいちゃん好み

 

今週も頑張りましょうよ!

為替は株のような複雑な勉強はいらないので、市場心理とテクニカルなコツさえつかめば利益を上げることは可能です。

私は、本心からこのBlogを読んでくださっている方には、トレードでお金を儲けてほしいと思っています。

 

私は毎日毎日、実戦でトレードしていますから相場の息づかいはいつも感じています。

でもその息づかいをお伝えする文章が稚拙なことが、今の私の一番の悩みかな…。

 

天野 愛菜(まな)