常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

昨日は沖縄に戻ってインド人投資家の人たちと夕食を終えて、私だけ帰宅。
やっぱり自分の居場所は快適です。

オンボロジェット機

そういえばインド人の「オンボロジェット機」は、最悪でした。

客室に焚いてあったお香が、私にとってはまさしくドブ川の臭いとしか感じられませんでした。

離陸前から気持ちが悪くなって、その上離陸して20分ほどしたら、気流の影響で上下に揺れるのはわかりますが、なぜか「オンボロジェット機」は左右に揺れはじめました。

限界を感じて何度も「降ろして!」といったのですが、離着陸には燃料がかかるから「ダメ」とインド人が言いながら、「大丈夫か?」と私のカラダに触ってたのです。

さらに気持ちが悪くなりました。

しばらくするとそのドケチ投資家の手が、私の太ももの内側まで伸びてきたのですが、私はその手を払いのけることが出来ないくらい弱り切っていました。

異変を察知したマキちゃんが駆けつけてきてくれたのを視野に感じて、効いてきた薬のお陰で那覇空港到着まで眠ることが出来ました。

今回インド人の投資家は3人来たのですが、そのうちの一人は本当に最悪な奴でした。
名前を公表したいくらい。
でもインド人投資家としては欧州では有名だし、マキちゃんのためになるのなら「ナンのこれしき!」と頑張らなきゃ、と思いました。

さて、昨夜のドル円

昨日は、「22:30 米国 1月 消費者物価指数(CPI)」の上昇までは予想通り。
そして第2ターゲットの110.79円付近から「売り」と思っていましたが、

23:30 INVEST American Foamのヘッドラインニュースで
アトランタ連銀総裁「2019年に1回の利上げを予想」と流れて利回り上昇、「買い」先行になってしまいました。

しかし市場は懐疑的な様相で、強い買いとはなりませんでした。

 

昨日の主な経済指標の結果

19:00 ユーロ圏
12月 鉱工業生産 [前月比]*
結果:-0.9% 予想:-0.4% 前回:-1.7%

12月 鉱工業生産 [前年同月比]*
結果:-4.2% 予想:-3.2% 前回:-3.0%

⇒ユーロ圏の経済減速懸念.

22:30 米国
1月 消費者物価指数(CPI) [前月比]*
結果:0.0% 予想:0.1% 前回:-0.1%

1月 消費者物価指数(CPI) [前年同月比]*
結果:1.6% 予想:1.5% 前回:1.9%

1月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前月比]*
結果:0.2% 予想:0.2% 前回:0.2%

1月 消費者物価指数(CPIコア指数) [前年同月比]*
結果:2.2% 予想:2.1% 前回:2.2%

⇒ドル円は上昇。

昨日のトレード 利益43銭

○上限・ターゲット オールクリア

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は110.64円。下限は110.43円。

上限越えのターゲットは
110.71円、110.79円、110.95円。
下限越えのターゲットは
110.34円、110.26円、110.15円。

———-米国時間———-
1回目 21:00
設定レンジ上限110.64円→上限・第2ターゲット越え110.85円。「買い」21銭。

2回目 23:00
110.85円→第2ターゲット110.79円。「売り」6銭。

3回目 0:15
第2ターゲット110.79円→第3ターゲット110.95円。「買い」16銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

2月14日(木曜日)
中国 1月貿易収支(米ドル)
中国 1月貿易収支(人民元)

8:50
日本 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
日本 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算)

16:00
ドイツ 10-12月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
ドイツ 10-12月期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
ドイツ 10-12月期国内総生産(GDP、速報値、季調前)(前年同期比)

19:00
ユーロ圏 10-12月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比)
ユーロ圏 10-12月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)

22:30
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 前週分失業保険継続受給者数

22:30
米国 1月卸売物価指数(PPI)(前月比)
米国 1月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
米国 1月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
米国 1月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
米国 12月小売売上高(前月比)
米国 12月小売売上高(除自動車)(前月比)

24:00
米国 11月企業在庫(前月比)

愛菜の経済指標・用語解説

米国・卸売物価指数(PPI)

PPIとは、「Producer Price Index」の略です。米国では労働省が発表します。
米国のPPIは、FX業者によって公表している内容の捉え方に違いがあって「卸売物価指数」または「生産者物価指数」と表記されます。
要はー
石油・鉄・小麦などの原材料や、中間財と呼ばれる製品を作るための部品などの仕入れ価格や完成品が前月と比べて上がったのか下がったのか、ということです。

このPPI「卸売物価指数」「生産者物価指数」の前後に、「消費者物価指数」CPI(Consumer Price Index)があり、そのふたつの指標から景気動向を判断します。

ちなみに日本の場合は、「企業物価指数(CGPI)」として発表していて、商品の輸送費や流通業者のマージンを含めて算出されています。

企業在庫

報告される月末の在庫について、小売業者や卸売業者および製造業者の調査にもとづいて計算される企業在庫の増減数値のこと。
米商務省センサス局が発表。

この企業在庫は、卸売在庫とならんで指標結果の判断が難しいのが特徴です。
在庫増加が、売れ行きが悪くなったためなのか、今後の売れ行きを見込んで在庫を増やしたのかわかりません。
また在庫の減少についても、売れ行きの落ち込みを見込んで在庫を減らしたのか、予想以上の売れ行きが原因なのか、結果からではわからないからです。
その見方の優劣で相場は動きます。

2019/02/14(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.05円。下限は110.85円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
111.14円、111.23円、111.35円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
110.76円、110.65円、110.55円をターゲットとします。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

「ドル円/今日の設定レンジ」テクニカルは、下落を伴う上昇基調

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「ドル円/日足」移動平均線(75)に注目

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日前半の主役は「ユーロ」です。

「16:00 ドイツ 10-12月期国内総生産(GDP、速報値)」
「19:00 ユーロ圏 10-12月期四半期域内総生産(GDP、改定値)」

ユーロ圏のGDPは改定値なのでドル円までは波及しないかも知れませんが、ドイツのGDPは速報値なので、EU経済の減速懸念が大きく意識されるとユーロ売り/ドル買いで、ドル円も上昇します。

EU圏の経済指標は、発表後も後を引くので、じっくり攻めて行きましょう。

そして「22:30 米国 1月卸売物価指数(PPI)」。
昨日の「消費者物価指数」よりもインパクトは少ないのですが、予想値から大きく下に外れると「売り」で動きます。

ファンダメンタルズは「買い」です。

今日の私は、できれば設定レンジ下限付近からの「買い」でエントリーしたいのですが、要人発言や憶測報道で、下限・第2ターゲット110.65円や第3ターゲット110.55円までの下落もあり得る話です。

★正午現在★
「ドルインデックス」=買い
「米国10年債利回り」=中立
「ユーロドル」=ユーロ売り/ドル買い

★通貨の強さ★
米ドル>日本円>ユーロ、ポンド拮抗

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

今日の夜は、16時ドイツのGDPの結果でポジションを作ってから、マキちゃんとふたりだけでホテルのバレンタイン・ディナー。

インド人投資家一行は、「オンボロジェット機」の整備が必要になって、それまでの間、石垣島に行っています。
日本の航空整備の技術は、世界一の実力と実績を誇るそうです。

マキちゃんに「整備の日数はどれくらいかかるの?」と聞いたら
「1ヶ月くらい」と。

だったら民間機で、さっさと帰ってほしい…。

天野 愛菜(まな)