常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

本格的な風邪になってしまいました。
昨晩一旦熱は下がりましたが、朝になって底を打って、ただいま上昇トレンド…。

今日もトレード、出来ないかな…。
早く、治りたい…。

ドクダミ。
可愛い花なのに、名前が可哀想…。

 

昨日の主な経済指標の結果

21:30 米国
1-3月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値) [前期比年率]
結果:3.1% 予想:3.1% 前回:3.2%
1-3月期 四半期GDP個人消費・改定値 [前期比]
結果:1.3% 予想:1.2% 前回:1.2%
1-3月期 四半期コアPCE・改定値 [前期比]
結果:1.0% 予想:1.3% 前回:1.3%
前週分 新規失業保険申請件数
結果:21.5万件 予想:21.4万件 前回:21.2万件
前週分 失業保険継続受給者数
結果:165.7万人 予想: ―万人  前回:168.3万人

23:00 米国
4月 住宅販売保留指数 [前月比]
結果:-1.5%  予想:0.9%  前回:3.9%
4月 住宅販売保留指数 [前年同月比]
結果:0.4% 予想:0.1% 前回:-3.1%

昨日の主な要人発言

ペンス米副大統領
「おそらくG20でトランプ米大統領は習近平・中国国家主席と会い、カナダ人の解放について要請するだろう」
「米国は必要なら(補助金相殺関税制度を見直して)、対中関税を倍以上にできる」

昨日のトレード 風邪でトレード出来ず…。

○上限ターゲット オールクリア

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は109.63円。下限は109.47円。

上限越えのターゲットは
109.69円、109.78円、109.85円。
下限越えのターゲットは
109.42円、109.31円、109.21円。

設定レンジ内のバランスラインは、109.56円。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

5月31日(金曜日)
日本 4月の労働力調査(総務省)
日本 4月の有効求人倍率(厚労省)
日本 4月の鉱工業生産・出荷・在庫指数速報(経産省)
日本 5月の消費動向調査(内閣府)
米国 4月個人消費支出(PCE)

8:30
日本 4月失業率
日本 4月有効求人倍率

8:50
日本 4月鉱工業生産・速報値(前月比)
日本 4月鉱工業生産・速報値(前年同月比)
日本 4月小売業販売額(前年同月比)
日本 4月百貨店・スーパー販売額(既存店)(前年同月比)

10:00
中国 5月製造業購買担当者景気指数(PMI)

15:00
ドイツ 4月小売売上高指数(前月比)
ドイツ 4月小売売上高指数(前年同月比)

21:00
ドイツ 5月消費者物価指数(CPI、速報値)(前月比)
ドイツ 5月消費者物価指数(CPI、速報値)(前年同月比)

21:30
米国 4月個人所得(前月比)
米国 4月個人消費支出(PCE)(前月比)
米国 4月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
米国 4月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
米国 4月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)

22:45
米国 5月シカゴ購買部協会景気指数

23:00
米国 5月ミシガン大学消費者態度指数・確報値

愛菜の経済指標・用語解説

日本・失業率

日本の失業率は、全労働力人口に対する失業者数の割合のことをいいます。
失業者とは、現在就業可能で仕事を探しているが雇用されていない15歳から74歳までの人のこと。
発表は、総務省統計局。

日本・有効求人倍率

有効求人倍率とは、当該月間求職者数に対する当該月間の企業からの求人数の割合。
ひとりの求職者に何社が雇用を希望しているか、という数値。
数値が上がることで景気向上と判断されます。
発表は、厚生労働省。

日本・鉱工業生産・設備稼働率

日本の製造業の動きから日本の景気を判断する統計です。
FXでは「鉱工業生産」と「設備稼働率」とわけてとらえますが、
経済産業省はー
「鉱工業指数(IIP)・鉱工業指数(生産・出荷・在庫、生産能力・稼働率)、生産予測指数」として以下の区分で発表し、そのなかに「鉱工業生産」と「設備稼働率」が含まれています。
「鉱工業指数」⇦鉱工業生産
「製造工業稼働率指数」⇦設備稼働率
「製造工業生産能力指数」

なかでも「鉱工業指数」は、「生産」「出荷」「在庫」「在庫率」「製造工業生産予測調査」にわかれていて、「生産」「出荷」「在庫」「在庫率」は<指数>と、<低下業種・上昇業種>、2ヶ月後の生産計画を表す「製造工業生産予測調査」では<指数>と<上昇業種>の詳細がわかります。

鉱工業指数の基準値は、2015年を100としています。
対象月の翌月末日頃に速報値、それから約2週間後に確報値が発表されます。

日本・小売業販売額 

この小売業販売は、海外では「小売売上高」と捉えています。
過去1ヶ月間の「商品およびサービスの小売売上高の合計」を、前月と前年同月と比べて示す指標のこと。
発表は、経済産業省。
この指標は、変動率が高く季節調整済みなので、日本経済の重要な指標である消費者支出の評価が的確に表されています。

日本・百貨店・スーパー販売額(既存店)

この百貨店・スーパー販売額(既存店)は、海外では「大手小売売上高」として捉えています。
過去1ヶ月間の国内百貨店、スーパーマーケット、ハイパーマーケットなどで販売されている商品の合計金額の変化を、前月と前年同月と比較して示す指標のこと。
発表は、経済産業省。

購買担当者景気指数(PMI)

「PMI」(Purchasing Manager’s Index)とも言われ、製造業・建設業とサービス部門などに分けて、企業の購買担当者に直接調査した結果をもとに算出された指数。
購買担当者は、現在の生産量・在庫や受注残をもとに数ヶ月先の景気を予測して「仕入れ」を行うので、市場は近い将来の景気動向を占う「先行指数」として注目。
購買担当者景気指数(PMI)の「速報値」は当月下旬に概要値、「改定値」は翌月初旬に確定値と発表されますが、とくに「改定値」は月初めに政府機関が発表する同種のデータに先行して発表されるので、市場の注目度は高いと言えます。
米国・EU・イギリス・ドイツなどは、英国民間調査会社・マークイット(Markit)、
中国は、中国のディアの財新(Caixin)が、マークイットと共同で調査したものを発表します。
なお中国においては、中国国家統計局が発表するPMIは大手国営企業、財新(Caixin)が発表するPMIは、中小企業を主な対象としていることに注意が必要です。
また財新(Caixin)は、「速報値」の発表はしていません。
そして日本では、同様の指数は「日銀短観」で発表されます。

ドイツ・小売売上高指数

小売売上高指数とは、百貨店やスーパー等の小売・サービス業の売上を指数化したものです。
発表は、ドイツ連邦統計局。

ドイツ・消費者物価指数

消費者物価指数は、経済用語ではCPI(Consumer Price Index)。
消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。
発表機関は、ドイツ連邦統計局。
ユーロ圏最大の経済大国ドイツの消費者物価指数は、欧州中央銀行(ECB)の金融政策に大きく影響を与えます。

米国・個人所得

国内総生産(GDP)の最大の構成要素である消費動向に大きな影響を及ぼす個人が「実際に受け取った所得」のことです。
所得の構成項目(賃金給与・賃貸・利子配当)、可処分所得、貯蓄率が発表されます。
貯蓄率は、将来の購買力を示唆します。
発表は、米国商務省。

米国・個人消費支出(PCE)

各家庭の家計支出の合計で、個人の消費動向を見極めるための経済指数。
発表は、米国商務省経済分析局。

この個人消費支出は、次の3部門で構成。
① 耐久財(自動車・家電製品等)
② 非耐久財(食品・衣料等)
③ サービス支出(旅行・外食等)

そして日本の場合は個人消費支出がGDPの約6割を占めていて、米国の場合はさらに多く、GDPの約7割を占めています。
とくにこの個人消費支出は、原油関連製品を大量に消費する米国では「原油価格」と密接な関係。
つまり原油価格が上昇すればガソリンや暖房器具などの燃料価格も上昇するので、個人消費支出にも悪影響が出てきます。

シカゴ購買部協会景気指数

シカゴ地区の製造業の景況感を指数で表したものです。
50が景気判断の分かれ目。
発表は、シカゴ購買部協会。
統計の対象がシカゴ地区に限られていますが、シカゴは米国で3番目の大都市なので、ある程度の景況感を知ることができます。
相場に与える影響は限定的です。

米国・ミシガン大学消費者態度指数

消費者のマインド調査を指数化したもの。
発表は、ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンター。
1964年の指数を100として算出し、速報値は300人、確報値は500人を対象に調査を行ったもの
調査対象が5000人のコンファレンスボード(全米産業審議委員会)の「消費者信頼感指数」より先行して発表されるので、先行指数として注目され、予想値より結果が乖離していた場合、相場は動きます。

2019/05/31(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.62円。下限は109.16円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
109.69円、109.79円、109.88円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
109.08円、109.01円、108.93円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、109.50円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」下降トレンド

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「ドル円/日足」上限109.69円 下限109.01円

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

毎朝9時からトレードをはじめて、設定レンジが形成される過程のなかから、その日の「見立て」をお伝えしています。
今日はトレードしていないので、上滑りになることを恐れています。

8時半からのドル円の下落は、米国10年債利回りの2.217%から2.198%の<急落>を意識したもの。

「10:00 中国 5月製造業購買担当者景気指数(PMI)」
結果:49.4 予想:49.9 前回:50.1

⇨指数が50を下回ったことで、中国の景気減速懸念が意識されました。
⇨中国政府の景気下支えの噂で、上海総合指数は今のところ前日比プラスで推移。日経平均株価は下落。

今晩の注目の経済指標は
21:30 
米国 4月個人消費支出(PCE)
米国 4月個人所得

⇨「個人所得」は微増だけど、経済の先行き懸念で「個人消費支出」はお財布の紐が固いという判断。
スクエアーが無難です。

「設定レンジ&ターゲット・Pivot」を重視です。

11時半の下落は、ダウ先物が当面の底と意識されていた25,000ドルを下回ったことが理由です。
欧米時間になって109.00円を下回ると、108.76円、108.58円が下値として意識されます

 

ダウ先物が下がっているので、安易な下限ターゲットでの「指し値」は危険かな。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

沖縄と軽井沢では、気温も湿度も違うのでノドの痛みから風邪になりました。
週末でナンとか体調を整えたいです。

よい週末をお過ごしください。
今週も、今月もありがとうございました。

天野 愛菜(まな)