こんにちは、天野愛菜です

昨日注目されていた米国・経済指標
2月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
結果:36.7 予想:12.0 前回:17.0
1月 景気先行指標総合指数(前月比)
結果:0.8% 予想:0.4% 前回:-0.3%

堅調な米国経済が実感されました

しかし米国主要株価は下落
NYダウ 29,219.98  前日比 -128.05 (-0.44%)
ナスダック 9,750.96 前日比 -66.21 (-0.67%)
S&P 500 3,373.23  前日比 -12.92 (-0.38%)

イメージとしては、景気がいいから今後一段の株高が期待出来る。
それならいったん利益確定しておこうかな、という感じではないでしょうか。

一方のドル円。
午前0時を過ぎてから、「利益確定売り」と「実需筋の売りオーダー」の押される場面は確かにありましたが、昨日の朝は考えてもみなかった112円台。
おかげさまというか、昨日はチャート前に18時間も張り付いている始末でした。

「どうしてここまで円安になるの?」と海外トレーダーさんたちに問いかけると

「日本売りだな。あれほど海外からも批判のあった消費税増税を実行してその結果、10-12月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値・年率換算)では-6.3。そして習近平国家主席を国賓で招請したいがために、ドアを閉じてはいけない、と中国からの渡航者をいまだに受け入れていて、今や世界第2位の新型コロナウィルス感染国。そんな日本に誰が魅力を持つか。」

「日本の個人投資家が、米国株に相当強い興味を持っているからドル買い。」

「原油価格が下がっているのに、ドル高でガソリン価格が上昇すると、国民からの批判が出るから、そのうち金融当局は円買いに入る。」とは日本からのメール。

余談ですが、この方は還暦過ぎてる個人プレーヤー。猪八戒先生のご紹介で数年前に一度トレードを見せていただきましたが、まさに神業。チャートの予言師なのです。

わたしの「バーティカル」トレード

わたしのトレードにおける概念は、移動平均など時間の流れを加味した「クロス」トレードと、Pivot、フィボナッチなど時間の流れを根拠としない「バーティカル」トレード(これ、わたしの造語)に大別されると考えています。

そしてこの神業師は、わたしの「バーティカル」トレードのよき理解者なのです。

大きくローソク足が動くと、平均値で動くインディケーターはうまく反応出来なくなります。
移動平均線(21)ならローソク足21本分の平均ですから、それは当然。
そこで失敗して熱くなって、移動平均線に合わせて再エントリーするので、更に逆行の憂き目を見ることになります。

何度か書いていますし、ご質問にもありますが、
うまくトレードできない、と嘆いていたら、15分足チャートで、各時間足に共通のターゲット&Pivotトレード=「バーティカル」トレードを試してください。

まずはチャートの観察からです。
注意深く観察をしていると、「な~んだ、こういことか。簡単じゃん!」と悟れます。

人生もトレードも簡単に考えた方が、心に余裕が出来てうまく行くかなって思っています。

アナタは、砂金掘りの道具売り屋さんに騙されませんように。

昨日のトレード 利益2円51銭

☆達成ターゲット/上限・第4ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は111.35円。下限は111.11円。

上限越えのターゲットは
111.42円、111.48円、111.56円、111.95円。
下限越えのターゲットは
111.02円、109.92円、110.85円、110.63円。

設定レンジ内のバランスラインは、111.22円。


―――日本時間―――
1回目 12:20
111.48円<上限・第2ターゲット>→111.35円<設定レンジ・上限>。「売り」13銭。

2回目 14:36
111.35円<設定レンジ・上限>→111.56円<上限・第3ターゲット>。「買い」21銭。

―――欧米時間―――
3回目 16:16
111.56円<上限・第3ターゲット>→111.78円<Pivot 1H・R3>。「買い」22銭。

4回目 16:34
111.78円<Pivot 1H・R3>→111.67円<Pivot 1H・R2>。「売り」11銭。

5回目 17:39
111.60円<Pivot 1H・Key>→111.95円<上限・第4ターゲット>。「買い」35銭。

6回目 19:27
111.95円<上限・第4ターゲット>→112.18円<Pivot 1H・R2>。「買い」23銭。

7回目 20:25
112.18円<直近高値>→111.83円<Pivot 1H・S2>。「売り」35銭。

8回目 22:14
112.02円<Pivot 1H・R1>→111.94円<Pivot 1H・Key>。「売り」8銭。

9回目 22:30 「愛菜の経済指標トレード」
112.02円<Pivot 1H・R1>→111.88円<Pivot 1H・S1>。「売り」14銭。

10回目 23:17
111.98円<Pivot 1H・Key>→112.17円<Pivot 1H・R2>。「買い」19銭。

11回目 0:11
112.10円<Pivot 1H・Key>→111.97円<Pivot 1H・S1>。「売り」13銭。

12回目 0:55
112.10円<Pivot 1H・Key>→111.73円<Pivot 1H・S3>。「売り」37銭。

2020/02/21(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は112.18円。下限は111.92円です
(レンジ幅=26銭)

ターゲット

④112.48円 <Pivot Day・R2(THV)>
③112.39円 <4/24高値>
②112.28円 <適応型移動平均・転換線>
①112.23円 <2/20高値>

◆ 112.18円 設定レンジ・上限
■ 112.05円 <バランスライン>
◆ 111.92円 設定レンジ・下限

①111.80円 <Pivot 1H・Key>
②111.70円 <Horizon Line、2/20高値後の押し目>
③111.59円 <Horizon Line、2/19高値>
①111.40円 <Pivot Day・S1、FR=61.8>

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日は金曜日。
今週のドル円の上昇の恩恵を受けた方が、気持ちよく利益確定をする可能性がある日。

今晩注目の経済指標は
23:45 米国 2月 製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
24:00 米国 1月 中古住宅販売件数

PMIは、民間調査会社・マークイット社が集計する景気指数で、計算方法が若干きつめ。
そこで、ここではネガティブ・サプライズを期待している海外トレーダーが多いです。
ここで結果が悪くて、調整開始か?と言われています。

今日のわたしのトレードは、基本「売り」戦略。
112.05円 <バランスライン>を1時間足・移動平均線(21)が抜けたら「買い」に転向です。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

空は青いし、桜も咲いているし、こんな山里でも菜の花が満開。
知り合いの農家さんが家に来て、
「今年の田植えはいつすんべっか。梅雨はあるのか早いのか。この調子なら2期作出来っぺか?」
悩み多き、おジジです。

今週もありがとうございました。
よい週末をお過ごしください。

今日も頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)