こんにちは、天野愛菜です。

昨日、ユーロ円の上昇に呼応して、ドル円も上昇の兆しを見せていた日本時間の午後9時半。

トランプ大統領のTwitter。
「中国の無能さが大量殺りくを行った。しかもウィルスの拡散は、中国以外の全世界の責任だ、という声明を狂人が発表している。」

中国の報道官は、今までに7回も「新型コロナウィルス発生も拡散も、中国の責任ではない。各国の対応が中国と比べて貧弱だからだ。中国は世界を助ける用意がある」と記者会見で言っていて、狂人とはこの報道官のことです。

日本語に和訳されてヘッドラインニュースで流れたのが、9時49分。

このタイムラグをみて思ったのが、このTwitterはトランプ大統領のアカウントで発信されましたが、ホワイトハウスのスタッフ作だったことを言い訳に、アメリカには否定的で中国に好意的な日本のメディアとしては、責任回避論で世界から叩かれている中国を浮き彫りにしたくなかったのかな、って思ってしまいました。

欧州では9時33分には、トレーダーさんたちのモニターにヘッドラインニュースとして流れて、午後9時40分には相場が動き始めました。
その後、時差19分で日本では流れました。

そして午後10時9分
中国の環球時報が、
「米国連邦政府は無能であり、COVID-19の戦いにおいてその責任を回避している」と論説。

さっそく「無能」という単語を使って反撃。
なにかに付けて自己正当性を掲げて過敏に反応する中国には、ディーラールームの皆さんは笑っていました。

昨日のトレード 利益76銭

☆達成ターゲット/下限・第3ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は107.98円。下限は107.62円。

ターゲット

⑤108.49円 <Pivot Day・R2>
④108.29円 <3/30 高値、Pivot Day・R1(欧米式)>
③108.16円 <適応型移動平均・転換線>
②108.08円 <5/19 高値、Horizon Line>
①108.01円 <適応型移動平均・転換線>

◆ 107.98円 設定レンジ・上限
B.L① 107.76円 <Pivot Day・Key(欧米式)、5/12 Horizon Line>
B.L② 107.68円 <Pivot Day・Key、NYクローズ>
◆ 107.62円 設定レンジ・下限

①107.50円 <5/18 高値>
②107.43円 <5/15 Horizon Line>
③107.33円 <5/19 押し目基点>
④107.27円 <5/19 安値>
⑤107.15円 <一目均衡表(日足)・転換線>

―――欧米時間―――

1回目 21:48
107.68円<B.L②>→107.43円<下限②・Target>。「売り」25銭。

2回目 23:43
107.50円<下限①・Target>→107.33円<下限③・Target>。「売り」17銭。

3回目 0:34
107.36円<Pivot 1H・S1>→107.50円<下限①・Target>。「買い」14銭。

4回目 2:21
107.50円<下限①・Target>→107.43円<下限②・Target>。「売り」7銭。

5回目 2:35
107.43円<下限②・Target>→107.56円<Pivot 1H・R1>。「買い」13銭。

2020/05/21(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は107.76円。下限は107.52円です。

ターゲット

⑥108.19円 <Pivot Day・R2(欧米式)>
⑤108.08円 <5/19 高値、Horizon Line>
④108.00円 <大台>
③107.95円 <適応型移動平均・転換線>
②107.90円 <Pivot Day・R1>
①107.81円 <Pivot Day・R1(欧米式)>

◆ 107.76円 設定レンジ・上限
B.L① 107.60円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
◆ 107.53円 設定レンジ・下限

①107.50円 <節目>
②107.43円 <5/15 Horizon Line>
③107.33円 <5/20 押し目基点>
④107.28円 <一目均衡表(日足)・転換線>
⑤107.22円 <Pivot Day・S1(欧米式)>
⑥107.02円 <一目均衡表(日足)・転換線、Pivot Day・S2(欧米式)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日注目の経済指標は、

21:30 米国 5月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
       前週分/新規失業保険申請件数・失業保険継続受給者数
22:45 米国 5月 購買担当者景気指数(PMI、速報値)
23:00 米国 4月/景気先行指標総合指数・中古住宅販売件数
27:30 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
       ■主催:ニューヨークビジネス経済学会 (webディスカッション)

今日のポイントは、景況感が好転している米国経済を指標として裏付けられるか、ということです。
全米の50州で経済活動制限の大幅緩和や、今週末の3連休には観光施設の営業再開の州があることを背景に米国株式相場も元気を取り戻しつつあります。
昨日公表された「4月末開催分の FOMC 議事要旨」を読む限りは、方向性ではドル安なのですが、しかし今日明日の目先の相場観は、昨日と同じドル高傾向です。

今日は経済指標の結果がよければ、<上限・第6ターゲット>の上の
108.29円<3/30 高値>まで視野に入ると言われています。
ちなみに下値視野は、106.72円<一目均衡表(日足)・雲下限>です。

今日のわたしのトレード戦略は、今週はずっと同じですが、設定レンジを見ながら「売り」「買い」の判断をしてからのエントリーを目標とします。
目線は、下がったところからの「ドル買い」です。
要人発言や報道で、ネガティブな要素があったら、「売り」転向です。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

ノースポール。
昨日のビオラもそうだけど、秋に植えて厳しい冬に耐えて、春から夏にかけてこんなにキレイに咲くのです。
日本では入学式の頃に咲き始めて、新入生を歓迎します。
今年はコロナのことがあって、新入生もノースポールも可哀想でした。

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)