こんにちは、天野愛菜です。

週末は、いかがお過ごしでしたか。
わたしは、ただひたすら寝ていました。

トランプ大統領の20日の選挙集会で多くの空席があったことは、全世界に放映されたのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、その影響で米国企業のネットセキュリティの緊急メンテナンスの通達が、州警察などからあったので、居候先のserverも停止。結果、巣ごもりになったのでした。

今回の選挙妨害の策動主は、以前からアメリカでは注意喚起されていた「TikTok」。
このアプリは中国製。
それを知らずに使った中東派遣の兵士の投稿で、背景はまったくなく部屋の中で踊っていただけですが、米軍部隊の位置を中国軍によって特定されて、イラン側に情報提供されことが判明して、アメリカの政府関係者や軍関係者の使用が禁止されました。

今回はその「TikTok」による逆襲。
しかし問題なのは、そのアカウントが実在するアメリカ人からの集会参加の申し込みで、しかも本人はまったく知らないうちに申し込みをされていたのです。
そのことはアメリカでは、数日前から言われていました。

トランプ陣営はそのことを承知の上で、今回の集会に臨んだとされています。
肉を切らせて骨を断つ作戦。
事件を明るみにさせて、公に「犯罪」として捜査が始まります。

また今回の「TikTok」側は手の込んだことをしていました。
首謀者は韓国の「k-pop」ファンクラブになっていて、ここでも矛先が中国に向かないようにしていることです。

それにしても、日本の検事長の時は「Twitter」のニセアカウント。今回は「TikTok」の運営側による攻撃と、SNSを煽動する技があれば世の中を混乱に陥れることが簡単に出来るなんて、ネットは今やわたしたちの生活に欠かせないものになっているだけに、目に見えず、顔もわからず、名前もわからない集団の意図するままに翻弄される恐怖を感じるのはわたしだけでしょうか。

今週のドル円に影響のありそうな経済指標

今週、注目されているのは、米国の住宅関連の経済指標です。
コロナの経済対策で、住宅ローン金利も下がっていて、そのことが個人消費を喚起しているかの見極めと、住宅関連の需要が増えれば、製造・雇用やそれに関係する物流や広告などに至る幅広い業種にその効果が及ぶので、株式市場も含めて注目しています。
また、6/25 (木)は「朝鮮戦争勃発70年」にあたり、昨今の北朝鮮の韓国への挑発を鑑みて、米国アジア市場担当者は軍事的な小競り合いを警戒しています。

6/22 (月)
23:00 米国  5月 中古住宅販売件数

6/23 (火)
16:30 ドイツ 6月 製造業・サービス業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:00 ユーロ 6月 製造業・サービス業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:30 英国  6月 製造業・サービス業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22:45 米国  6月 製造業・サービス業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
23:00 米国  5月 新築住宅販売件数/6月 リッチモンド連銀製造業指数

6/24 (水)
20:00 米国  MBA住宅ローン申請指数
22:00 米国  4月 住宅価格指数

6/25 (木)
・中国休場(端午節~27日)
・朝鮮戦争勃発70年
21:30 米国  1-3月期 四半期実質国内総生産(GDP、確定値)
         5月 耐久財受注
         前週分/新規失業保険申請件数・ 失業保険継続受給者数

6/26 (金)
・中国休場
21:30 米国  5月 個人消費支出・ 個人所得
23:00 米国  6月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値

先週金曜日(19日)のトレード 利益90銭

金曜日のblogで書いた上昇の思惑と期待は、見事に外れてしまいました。
しかしエコノミストの方々が言われていたほどの下落はなくて、終日設定レンジを大きく外れることはありませんでした。

☆達成ターゲット/下限・第2ターゲット

先週金曜日(19日)の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は107.06円。下限は106.87円。

ターゲット

⑥107.63円 <6/16 高値>
⑤107.52円 <Pivot Day・R2(欧米式)>
④107.44円 <6/17 高値>
③107.39円 <Pivot Day・R2>
②107.23円 <Pivot SR・R3>
①107.13円 <6/18 昨日高値、Pivot Day・R1(欧米式)>

◆ 107.06円 設定レンジ・上限
B.L①106.99円 <6/15 Horizon Line>
B.L②106.93円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
◆ 106.87円 設定レンジ・下限

①106.84円 <Pivot SR・S1>
②106.76円 <Pivot SR・S2>
③106.65円 <6/18 昨日安値、Pivot SR・S3>
④106.56円 <6/12 Horizon Line、Pivot Day・S1(欧米式)>
⑤106.47円 <一目均衡表(日足)・雲下限>
⑥106.32円 <Pivot Day・S2(欧米式)>

―――欧米時間―――
1回目 19:51
106.93円<B.L②>→106.85円<Pivot 1H・S2>。「売り」8銭。

18:19に106.97円。そして19:09にも106.97円。
下降気味に19:26に<B.L②>の106.93円を付けたのですが、3度目の正直で106.97円を目指す恐れがあったので、見送り。
そして上方トライを諦めた19:51に「売り」でエントリー出来ました。
この時間の106.93円には、<Pivot 1H・Key>も同期していたので、安心でした。

2回目 20:58
106.87円<設定レンジ・下限>→106.76円<下限②・Target>。「売り」11銭。

ターゲットはピッタリでした。ドテンを仕掛けていたので次ぎにつながりました

3回目 21:20
106.76円<下限②・Target>→106.82円<Pivot 1H・S1>。「買い」6銭。

せっかくドテンが成功したのに、この決済は失敗。
約定ポイントを上方に移す暇もなく、ヒットしてしまいました。

4回目 21:42
106.78円<Pivot 1H・S2>→106.87円<設定レンジ・下限>。「買い」9銭。

この回のエントリーは、S2にしっかりはまった押し目買いでした。

5回目 22:34
106.87円<設定レンジ・下限>→106.79円<Pivot 1H・S1>。「売り」8銭。

ここは、あまりに動きがないドル円にイライラして無理矢理エントリーしてしまいました。
運良く取れましたが、この後にロンドンフィキシングが控えていたわけで、反省の「売り」でした。

6回目 22:57
106.79円<Pivot 1H・S1>→106.87円<設定レンジ・下限>。「買い」8銭。

S1からの安心のエントリー。
このときは106.89円<Pivot 1H・R1>まで到達できませんでしたが勢いはあったので、いったん決済して「押し目」を狙うことにしました。

7回目 23:36
106.84円<下限①・Target>→107.02円<Pivot 1H・R3>。「買い」18銭。

先ほどの押し目からの待望の「ロンドンフィキシング」でした。

8回目 23:55
107.02円<Pivot 1H・R3>→106.87円<設定レンジ・下限>。「売り」15銭。

午前0時を待たずして、「ロンドンフィキシング」の余韻は跡形もなく消滅。106円台に押し戻されました。

9回目 0:20
106.87円<設定レンジ・下限>→106.93円<B.L②>。「買い」6銭。

米国勢のランチタイムを控えて、ここで107円台乗せと期待したのですが、押しの強さに圧倒されました。

10回目 0:43
106.93円<B.L②>→106.84円<下限①・Target>。「売り」9銭。

この日は、B.L②106.93円<Pivot Day・Key(欧米式)>が基点となって、結果振り回された形で終了しました。

2020/06/22(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は106.94円。下限は106.74円です

ターゲット

⑥107.31円 <Pivot Day・R2(欧米式)>>
⑤107.22円 <一目均衡表(日足)・転換線>
④107.16円 <6/17 Horizon Line>
③107.06円 <6/19 高値、Horizon Line>
②107.00円 <Pivot Day・R1(欧米式)>
①106.96円 <一目均衡表(日足)・雲上限>

◆ 106.94円 設定レンジ・上限
B.L① 106.89円 <NYクローズ>
B.L② 106.77円 <Pivot SR・S1>
◆ 106.74円 設定レンジ・下限

①106.67円 <Pivot Day・S1(欧米式)>
②106.57円 <Pivot SR・S3>
③106.47円 <一目均衡表(日足)・雲下限>
④106.45円 <Pivot Day・S2(欧米式)>
⑤106.24円 <Pivot Day・S3(欧米式)>
⑥105.98円 <5/6,7 安値>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します
※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

原油高を背景に実需筋のドル買いはあるものの、午前中の投機筋は呼応せず。

米国株売り⇒債権買い⇒利回り低下⇒ドル安の流れは、株の売却資金が金に向かわない限りは継続。

今アメリカの金融界では、中国の習近平国家主席と李克強首相の政治的対立による経済の混乱で、為替相場全体の「急落」が噂されています。

テクニカルも下方への流れを意識しています。

今日のテーマは、B.L① 106.89円 <NYクローズ>を1時間足の終値で越えられるか?
さらに107.00円も同様に、1時間足の終値で越えられるか?
この点については、
「23:00 米国 5月 中古住宅販売件数」後の動向次第と言われています。

今日のわたしは、設定レンジ重視で
上限②・107.00円 <Pivot Day・R1(欧米式)>からの「売り」
下限①・106.67円 <Pivot Day・S1(欧米式)>からの「買い」を意識しています。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

雨上がりの朝。
モミジが写っていますが、秋ではなくて今ですよ。
望遠で撮影したら、光に反射した葉っぱに残った雨粒が、丸い球になって浮かんでいるように見えました。
光に包まれた妖精みたい。

 

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。
日本はところにより梅雨寒と聞きました。
体調管理を万全にして、今日のトレード、頑張りましょう。

天野 愛菜(まな)