こんにちは、天野愛菜です。

今日は勤労感謝の日で、世間はお休みですね。
しかしわたしたちは、チャートが動く限りは、少しでもチャンスを拾いにいくわけです。
それが人生にとっていいのか悪いのかわかりませんが、でもわたしはそれが好き。

こうなったらこうする、といくつも戦略を立ててトレードしても、結局は混乱してしまうので、今では自分の好きな型で完璧にフルスウィングすることだけを考えてやっています。

人それぞれだと思いますが、わたしの型というのが「設定レンジ&ターゲット、1時間Pivot」トレード。
エントリーは、1時間Pivotで見極めています。
「買い」であれば、S1,S2,S3のLineかその付近のターゲットからで、「売り」であれば、R1,R2,R3のLineかその付近のターゲットから。
決済は、その逆です。

不思議なことに、自分の型を会得すれば、チャートからは勝てるパターンしか見えて来なくなります。
もっといえば、勝てるパターンが「今だよ。」て教えてくれるような感じになります。
相場は生き物といわれているので、チャートが言いたいことを素直に受け取れるようなわたしでありたい、と思っています。

さて今週は、26日木曜日が米国では「感謝祭」。
知り合いのトレーダーさんたちは、感謝祭からの4連休が多いです。
そのようなことからドル円は、「薄商い」の週といわれていますが、ドルが動かない分、ユーロやポンドの動きが鮮明にドル円に反映してくることがあります。
円高への警戒を怠ってはいけない一週間となりそうです。

今週、ドル円の変動に影響のありそうな経済指標の発表時刻

11/23 (月)
・日本休場 (勤労感謝の日)

17:30 独国 11月 製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:00 欧州 11月 製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:30 英国 11月 製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
23:45 米国 11月 製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)

11/24 (火)
・中国の王毅国務委員兼外相が来日
24:00 米国 11月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)

11/25 (水)
22:30 米国 7-9月期 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)・他
24:00 米国 10月 個人消費支出(PCEデフレーター)・他
28:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

11/26 (木)
・米国休場 Thanks Giving(感謝祭)
・経済指標は、特にありません

11/27 (金)
・経済指標は、特にありません


最近の経済指標での値動きの方向性は、その結果に順応するとは限らなくなっています。
ですから方向性を予想するよりも、経済指標の発表時刻に注意して、発表後から対応していく方が賢明かも知れません

 

先週金曜日(20日)の「設定レンジ&ターゲット」概況図

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★到達ターゲット

・103.72円 <下限①・昨日安値>

★先週金曜日(20日)、記載ターゲット(抜粋)

◆ 103.91円 <設定レンジ上限> 
103.82円 <B.L①・Pivot SR・Key>
◆ 103.73円 <設定レンジ下限、Pivot SR・S1>
103.72円 <下限①・昨日安値>
103.69円 <下限②・Pivot Day・S1(欧米基準)>

 

2020/11/23(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は103.86円。下限は103.72円です

ターゲット

104.36円 <上限⑨・Horizon Line>
104.29円 <上限⑧・Pivot Day・R3(欧米基準)>
104.22円 <上限⑦・Horizon Line>
104.20円 <上限⑥・11/18 高値>
104.14円 <上限⑤・Pivot Day・R2(欧米基準)>
104.06円 <上限④・適応型移動平均・転換線、11/18 安値>
104.00円 <上限③・Pivot Day・R1(欧米基準)>
103.98円 <上限②・Pivot SR・R3>
103.91円 <上限①・11/20 高値、Pivot SR・R2>

◆ 103.86円 <設定レンジ上限、B.B -1σ (日足)> 
103.85円 <B.L①・Pivot Day・Key(欧米基準)>
103.83円 <B.L②・Pivot SR・R1>
103.77円 <B.L③・Pivot SR・Key>
◆ 103.72円 <設定レンジ下限>

103.71円 <11/20 安値、下限①・Pivot Day・S1(欧米基準)>
103.68円 <下限②・Pivot SR・S1>
103.65円 <下限③・Horizon Line>
103.63円 <下限④・Pivot SR・S2>
103.56円 <下限⑤・Pivot Day・S2(欧米基準)>
103.54円 <下限⑥・Pivot SR・S3>
103.50円 <下限⑦・節目>
103.42円 <下限⑧・Pivot Day・S3(欧米基準)>
103.30円 <下限⑨・適応型移動平均・転換線>
103.18円 <下限⑨・Horizon Line>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※B.B=ボリンジャー・バンドの略
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します。

※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

 

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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ポイント

ドル円の値幅が狭い分、ターゲットが密集しています。

下値の第1サポートが
103.72円 <設定レンジ下限> より1銭下の
103.71円 <11/20 安値、下限①・Pivot Day・S1(欧米基準)>
大きく動いたとしても、
103.56円 <下限⑤・Pivot Day・S2(欧米基準)>
103.54円 <下限⑥・Pivot SR・S3> が強めのサポートです。

一方で、上値の第1レジスタンスは、
104.00円 <上限③・Pivot Day・R1(欧米基準)>
ドル買い気運が高まると
104.36円 <上限⑨・Horizon Line> が視野に入ってきます。

正午現在でダウ先物は、上昇傾向です。
もしかすると、感謝祭前に30,000ドルという分析が出始めていて、そうなるとドル円も売りだけの目線は危険です。
当然、30,000ドルに到達したら、調整売りがすぐに入りますが、それまでの間、ドル円もドル買いとなる可能性があります。

今日のわたしは、上限ターゲットからの「売り」でメインシナリオを組み立てて、欧米時間になって下値を
104.00円 <上限③・Pivot Day・R1(欧米基準)> と確認出来たら「買い」への転向を図ります。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

 

 

*愛菜の花手箱 ナナカマド*

 

山里の夕暮れともなると、どこからとなく風の乗って、たき火の匂いがしてきます。
紅く染まった空を見上げると、数羽のカラスが鳴きながら家路を急いでいます。
少し離れたお隣さんの家からは、建て付けが古くなった雨戸を閉める音が、ガタガタと響いて来ます。

そんな冬到来間近の八ヶ岳の麓の風景を飾っているのが、「ナナカマド」です。
先日紹介した「カンボク」よりも、樹高は少し高くて、たわわな実を付けます。
一見すると「カンボクの実」なのか「ナナカマドの実」なのかわかりませんが、わたしは春先の花姿で見分けています。

この「ナナカマド」は漢字で書くと、七竈。
七度カマドにくべても灰にならないという意味から来ているそうです。
実際には燃えますが(笑)、燃えにくいほど堅いということは事実なので、あまり知られていませんが、この「ナナカマド」で彫った仏像は、長い時間を掛けて石仏のようになるので、結構な高値で原木が取引されています。
このあたりでは、杉よりもナナカマドを植えろ、といわれていて、わたしも三年前に苗木を買って植えたけど、まったく幹が太くならない。
後で別の人に聞いたら、売れるまでに20年はかかると言われた…。
欲にかまけて失敗しました。(^0^;)

 

今週も、宜しくお願い致します。

お互いにカラダには気を付けて、頑張りましょう。

天野 愛菜(まな)