こんにちは、天野愛菜です。

昨日のドル円は、買いからの売りという組み立て通りに進行しましたが、
104.20円 <上限③・11/18 高値、Pivot SR・R3> を付けてからゆっくり沈没。
もう少し上がると思っていましたが、
104.14円 <上限②・Pivot Day・R1(欧米基準)> を下抜けそうになったので「売り」に転向。
そしてドル円は、104円台を維持出来ませんでした。

しかし「売りだ」という強い意思を感じることもなく、いうなれば海に漂うクラゲちゃん。
欧米のストラテジストさん方のコメントを読んでも、「後付けの解釈」でさえも、冴えない状態。
心動かず、為替も動かず。
実需筋や大手ファンドが思い切ってドルを買ってくれて、それを中堅投機筋が食べ散らかしてくれたら、少しは面白くなるのにな、って思う小悪魔的な愛菜がいます。

相場全体を支配している重い雲は、欧米のコロナの感染拡大
それと欧米のトレーダーさんたちの間では、米国の大統領選挙だけではなく世界に広がりつつある「ドミニオン疑惑」の行く末を案じる議論が盛んです。

「怖くてドルは買えない。」
-それが真実かも知れません。

昨日の「設定レンジ&ターゲット」概況図

20201119_str

★到達ターゲット

・104.20円 <上限③・昨日高値、Pivot SR・R3>

★昨日、記載ターゲット(抜粋)

104.20円 <上限③・昨日高値、Pivot SR・R3>
104.14円 <上限②・Pivot Day・R1(欧米基準)>
104.09円 <上限①・Pivot SR・R2>
◆ 103.98円 <設定レンジ上限、B.B -1σ (日足)> 
103.97円 <B.L①・Pivot Day・Key(欧米基準)>
103.93円 <B.L②・Pivot SR・R1>
103.83円 <B.L③・Pivot SR・Key>
◆ 103.72円 <設定レンジ下限>
103.69円 <下限①・Pivot Day・S1(欧米基準)、Pivot SR・S1>

2020/11/20(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は103.91円。下限は103.73円です

ターゲット

104.51円 <上限⑪・Pivot Day・R2(欧米基準)>
104.47円 <上限⑩・一目均衡表(日足)・基準線>
104.36円 <上限⑨・11/16 安値、Horizon Line>
104.25円 <上限⑧・Pivot Day・R1(欧米基準)>
104.22円 <上限⑦・昨日高値、Horizon Line>
104.15円 <上限⑥・11/04 安値>
104.10円 <上限⑤・Pivot SR・R3>
104.06円 <上限④・11/18 安値>
104.01円 <上限③・Pivot SR・R2>
103.95円 <上限②・Pivot Day・Key(欧米基準)>
103.92円 <上限①・B.B -1σ (日足)、Pivot SR・R1>

◆ 103.91円 <設定レンジ上限> 
103.82円 <B.L①・Pivot SR・Key>
◆ 103.73円 <設定レンジ下限、Pivot SR・S1>

103.72円 <下限①・昨日安値>
103.69円 <下限②・Pivot Day・S1(欧米基準)>
103.65円 <下限③・11/18 安値、Horizon Line、Pivot SR・S2>
103.60円 <下限④・適応型移動平均・転換線>
103.55円 <下限⑤・Pivot SR・S3>
103.50円 <下限⑥・節目>
103.44円 <下限⑦・11/05 安値>
103.39円 <下限⑧・Pivot Day・S2(欧米基準)>
103.35円 <下限⑨・B.B -2σ (日足)>
103.26円 <下限⑩・適応型移動平均・転換線>
103.18円 <下限⑪・11/06,11/08 安値、Horizon Line>
103.12円 <下限⑫・Pivot Day・S3(欧米基準)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※B.B=ボリンジャー・バンドの略
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します。

※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

20201120_1uy_p

ポイント

日本勢は3連休なので、
「今日は無理しないで、月曜日に売り込もうか。」とは、米国のトレーダーさん。
「日本としては、今後の円高を見据えて104円台に乗せておきたい。」とは、日本の商社の人の話。

今日はこれからドル安に流れたとして
103.69円 <下限②・Pivot Day・S1(欧米基準)> や
103.65円 <下限③・11/18 安値、Horizon Line、Pivot SR・S2> で反発するかどうか。
下押し圧力が強ければ、
103.50円 <下限⑥・節目> が下値第1目標。
103.39円 <下限⑧・Pivot Day・S2(欧米基準)> が下値メドです。

あるいは、このまま 1時間足チャートの雲間を進んで
103.91円 <設定レンジ上限> を上抜けて
103.95円 <上限②・Pivot Day・Key(欧米基準)> を通過して
104.25円 <上限⑧・Pivot Day・R1(欧米基準)> までドル買いが進むか、というところではないでしょうか。

今日のわたしのトレード戦略は、買い追随からの売り路線です。

日本もコロナの感染拡大がニュースになっています。
ここは、お金持ちの日本金融機関が、今後の更なる感染拡大を見据えて、海外企業の社債投資や買収のために、ドル買いに進んでほしいです。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください

*愛菜の花手箱 カンボクの実*

樹高5~7mのカンボクは、春は白い花を咲かせ、秋には真っ赤な実を付けます。
カンボクという名前の由来は不明。
そして花言葉も理由不明で「年齢を感じる」(笑)。
今のわたしにピッタリなのが、悲しい…。
透明感のある実は赤く美しいのに、鳥でさえも食べません。
お化粧しても、ダメってことか、と更に意気消沈…。
毎朝走る山道にあるカンボクは、いつもわたしに笑顔です。
意味不明…だ。

 

 

今週も、ありがとうございました。
よい週末をお過ごしください。

わたしたちの週末は、一泊二日のサイクリング。
八ヶ岳から下って、静岡経由で名古屋方面へ。
行けるところまで行って、帰りは登り坂ばかりなので、青年団に車でお迎えに来てもらう、という軟弱な走破目標、200km。(^o^)

では、また来週。

天野 愛菜(まな)