こんにちは、天野愛菜です。

昨日は、英国の新型コロナウイルス変異種による感染拡大、英国内の再ロックダウンの報道、欧州各国による英国からの渡航禁止の発表で、ユーロドルのユーロ売りドル買いが、ドル円にも伝播してドル高。
そしてblogにも書きましたが、米国追加対策の議会指導部内での合意が伝わって、更にドル高、という二段階ロケットでしたが、日本勢が狙う104.00円台は、アメリカ勢に阻まれました。

これはわたしの個人的な感想ですが、菅首相になってからアメリカ勢は日本に非協力的で、ドル円を押し下げることしか考えていない感じがしています。
どちらかというと中国元に合わせる米ドルの動きは、決済日前のドル移動など、破綻の続いている中国国営企業を支援している中国政府の金融政策に協力している様相です。
そうは言っても、日本の実需筋の売買には素直に順応していて、国際金融というのは奥が深くて真っ暗闇だなって思ってしまいます。

しかしそのようなことは、下流の下流で生きているわたしにはどうでもいいことで、とにかく動いていただければ、大変にありがたいのです

昨日のポンド円は面白いように乱高下しました。
クリスマス前に英国・EUの通商協議がまとまる可能性も出て来ました。
ジョンソン首相は、最大の障害であった漁業権で譲歩して、EUに球を投げ返しました。
問題は、相変わらず欲張りでプライドの高すぎるフランスの出方次第。
ここでこじれたら、フランスはEU加盟国から批難されるでしょう。
交渉がまとまったら、米ドルも日本円も売って、ユーロとポンドを買いに向かう予想。
それにしても、英国の交渉上手は歴史を振り返っても群を抜いています。

昨日の「設定レンジ&ターゲット」概況図

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★到達ターゲット

・103.85円 <上限⑨・適応型移動平均・転換線>

★昨日、記載ターゲット(抜粋)

103.85円 <上限⑨・適応型移動平均・転換線>
103.82円 <上限⑧・一目均衡表(日足)・基準線>
103.76円 <上限⑦・11/06 高値>
103.73円 <上限⑥・Pivot SR・R3、一目均衡表(日足)・転換線>
103.67円 <上限⑤・Horizon Line>
103.64円 <上限④・Pivot Day・R1(欧米基準)、B.B -1σ (日足)>
103.61円 <上限③・Pivot SR・R2>
103.59円 <上限②・12/18 高値>
103.55円 <上限①・Horizon Line>
◆ 103.50円 <設定レンジ上限> 
103.48円 <B.L①・Pivot SR・R1>
103.44円 <B.L②・11/05 安値>
103.37円 <B.L③・Pivot SR・Key>
103.27円 <B.L④・Pivot Day・Key(欧米基準)>
◆ 103.25円 <設定レンジ下限、B.B -2σ (日足)>

2020/12/22(火曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は103.46円。下限は103.28円です

本日のターゲット

104.00円 <上限⑬・大台>
103.97円 <上限⑫・Pivot SR・Key>
103.90円 <上限⑪・Pivot Day・R1(欧米基準)>
103.89円 <上限⑩・昨日高値>
103.82円 <上限⑨・一目均衡表(日足)・基準線>
103.73円 <上限⑧・一目均衡表(日足)・転換線>
103.70円 <上限⑦・適応型移動平均・転換線>
103.66円 <上限⑥・Horizon Line>
103.63円 <上限⑤・Pivot SR・R3>
103.57円 <上限④・Pivot Day・Key(欧米基準)>
103.56円 <上限③・B.B -1σ (日足)>
103.55円 <上限②・Pivot SR・R2>
103.50円 <上限①・節目>

◆ 103.46円 <設定レンジ上限、Pivot SR・R1> 
103.36円 <B.L①・Pivot SR・Key>
◆ 103.28円 <設定レンジ下限、Pivot SR・S1>

103.26円 <下限①・Pivot Day・S1(欧米基準)、昨日安値>
103.18円 <下限②・Pivot SR・S2、11/06,11/09 安値>
103.15円 <下限③・B.B -2σ (日足)>
103.11円 <下限④・Horizon Line>
103.08円 <下限⑤・Pivot SR・S3>
103.06円 <下限⑥・12/18 安値>
103.02円 <下限⑦・適応型移動平均・転換線>
103.00円 <下限⑧・大台>
102.94円 <下限⑨・Pivot Day・S2(欧米基準)>
102.87円 <下限⑩・12/17 安値>
102.74円 <下限⑪・B.B -3σ (日足)>
102.62円 <下限⑫・Pivot Day・S3(欧米基準)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点
※Pivot SR=Pivot Setting Rangeの略。設定レンジ確定時のPivot値
※B.B=ボリンジャー・バンドの略
※「愛菜のターゲット・トレード」では、上記ターゲットと1時間Pivotを使用します。

※設定レンジやターゲットは多くのトレーダーが意識しているので、その前後で反転することがあります。±1Pips程度の値幅を考慮してください。

 

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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ポイント

正午時点のドル円は、テクニカルでは上昇の気配は見せてはいるものの膠着状態。
ボリンジャーバンドは収束中。
そして昨日の長い陰線は気になるところです。

今日は
103.36円 <B.L①・Pivot SR・Key> を軸に考えて

103.46円 <設定レンジ上限、Pivot SR・R1> を上抜けたら
103.57円 <上限④・Pivot Day・Key(欧米基準)> が上値第1目標。
その後は、ポジティブサプライズ があったら
103.73円 <上限⑧・一目均衡表(日足)・転換線> を目指します。

一方で、
103.28円 <設定レンジ下限、Pivot SR・S1> を下抜けても
103.26円 <下限①・Pivot Day・S1(欧米基準)、昨日安値> で様子見。
この価格を下に抜けても
103.18円 <下限②・Pivot SR・S2、11/06,11/09 安値> は強めのサポート。
そして
103.11円 <下限④・Horizon Line> が下値第1目標。
その後は、
103.02円 <下限⑦・適応型移動平均・転換線> を目指します。

ネガティブサプライズ に見舞われたら
102.87円 <下限⑩・12/17 安値> が注目されている価格です。

今日のわたしのトレード戦略は、昨日も上手くいったので「戻り売り」。
動いてくれることを祈ってます。

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください。

*愛菜の花手箱 プリムラ*

 

日本では「西洋サクラ草」とも呼ばれています。500品種もあります。
なかでも傑出しているのが、日本のサカタのタネが作出した「プリムラ・ジュリアン」。
「プリムラ・ポリアンサ」をベースにしたそうですが、株や花、葉がコンパクトなだけに、色数が豊富で多様な楽しみ方をわたしたちに与えてくれます。
なんといっても、花色が陽に映える美しさでは冬花ではピカイチ。
そして春先まで咲いていて、最後に思いっきり咲き誇る花姿は、春爛漫を実感させてくれます。

伊豆のお庭で咲いていましたが、「愛菜みたいに、いつも薄着だと枯れてしまうから、藁で風よけをしてあげてるの。」と猪八戒先生のお母様。
わたしはまだ枯れていません、って!

 

 

今日は、数少ないチャンスを逃さずに、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)