常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

昨日の「愛菜の実戦トレード」で

たいがいのパターンは、109.60円付近から下げても109.50円で一旦停止。
そこから昨日の天井の109.70円を目指して、そして沈思黙考。

と書きました。
16:00  109.72円より下降
17:00  109.60円(通過)
17:12  109.53円(ここから上昇)
19:10  109.70円(30分ほどウロウロ)

ね、そんな感じになりましたでしょう。

ところが私としては、そこから下落と思っていたのですが…。

要人発言!
EUバルニエ首席交渉官。
「合意なき離脱に備えることが大きな課題として浮上してきた。」と。
ユーロドルは急落。
ドル円は、シーソーの反対側ですから急騰。

そして昨日は、110.00円をピンポイントで付けてから下落を開始しました。

米国・暫定予算案の上院採決

トランプ大統領は
メキシコ国境の壁建設費用(57億ドル)を予算に盛り込み、幼少期に親とともに不法入国した「ドリーマー」と呼ばれる若者の在留資格を3年間延長する。

民主党は
2月8日まで手の「つなぎ予算案」。メキシコ国境の壁建設費用は含まない。
しかし国境警備要員や警備機器の使用に限定して容認。

ここまで来て、素直にトランプ大統領がメキシコ国境の壁建設費用を諦めると、トランプ大統領の支持者は離反するでしょう。

しかしあまりにもメキシコ国境の壁建設費用にだけこだわっていると、米国経済に閉塞感がが生まれてくるので、なんらかの「方策」がトランプ大統領から示されるのではないか、という推測があります。

ドル円には、上昇期待があります。

欧州中央銀行(ECB)ドラギ総裁の記者会見

2016年1月には0.05%であった政策金利が同年3月には一気に0.00%になりました。
それから3年。

EU最大の経済規模を誇るドイツGDPが5年ぶりの低成長
EUの盟主と自負しているフランスは「黄色いベスト運動」で実体経済が悪化
イタリアスペインマイナス成長
そして英国は、「ブレグジット」

EU経済の牽引役が、揃って経済悪化。

そのようななかで今晩のドラギ総裁は、自らの発言で市場に「ユーロ」に希望を持たせることが出来るのか、がポイントです。

EU市場が好印象を持てば、ユーロ買い/ドル売りで、「ドル円」は下落。
無策だなぁ、と感じれば、ユーロ売り/ドル買いで、「ドル円」は上昇。

欧州のトレーダーの人たちは
・ユーロ/ドルを日足で見ると、下値は切り上げている。
・ここで今日の発言からユーロが売られるようなことは、ドラギ総裁としてはなんとか避けたいはず。
・そこで株式市場や経済的に困窮している国に限定して、資金を投入するような「方策」を打ち出すのではないか
と考えていて、ユーロ高を期待しています。

そうなると「ドル円」は動かないか、下降です。

昨日のトレード 利益1円16銭

○上限・第3ターゲットまで

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は109.70円。下限は109.42円。

上限越えのターゲットは
109.78円、109.88円、109.98円、110.16円、110.24円。
下限越えのターゲットは
109.33円、109.25円、109.16円、109.01円、108.85円。

設定レンジ内のバランスラインは109.50円。

———-欧州時間———-
1回目 16:00 「愛菜の実戦トレード」
設定レンジ上限109.70円→109.53円。「売り」17銭。

2回目 17:15 「愛菜の実戦トレード」
109.55円→109.70円。「買い」15銭。

———-米国時間———-
3回目 22:00 「愛菜のターゲット・トレード」
設定レンジ上限109.70円→第3ターゲット109.98円。「買い」28銭。

4回目 23:30 「愛菜の3MAトレード」5分足
第3ターゲット109.98円→設定レンジ下限109.42円。「売り」56銭。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

1月24日(木曜日)
日本  衆・参厚生労働委員会 (閉会中審査)
ドイツ ECB理事会

8:50
日本  11月消費動向指数
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)

14:00
日本 11月景気先行指数(CI)・改定値
日本 11月景気一致指数(CI)・改定値

17:30
ドイツ 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
ドイツ 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)

18:00
ユーロ圏 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
ユーロ圏 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)

21:45
ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)政策金利

22:30
ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
米国 前週分新規失業保険申請件数
米国 前週分失業保険継続受給者数

23:45
米国 1月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
米国 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
米国 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)

24:00
米国 12月景気先行指標総合指数(前月比)

 愛菜の用語解説 

景気先行指標総合指数

景気に先行して動くと考えられている次の11項目の調査から算出された総合指数のことをいいます。
米民間調査機関・コンファレンス・ボード(全米産業審議会)が発表。

◆労働
① 製造業の週平均労働時間
② 週平均失業保険申請件数

◆企業
③ 消費財新規受注
④ 入荷遅延比率
⑤ 設備財受注
⑥ 新規住宅着工許可件数
⑦ 製造業受注残高
⑧ 原材料価格

◆物価
⑨ S&P500種株価
⑩ 消費者期待度指数

◆マネーサプライ
⑪ 実質マネーサプライ

数値の上昇や下降に合わせて、ドル円は動きます。

2019/01/24(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は109.63円。下限は109.44円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
109.70円、109.79円、109.88円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
109.40円、109.34円、109.20円をターゲットとします。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

「ドル円/今日の設定レンジ」上限越えが長続きするか

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「ドル円/日足」110.00円が天井感

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日の米国上院の「暫定予算案」の採決時間は未明。
まだまだ時間があります。

109.90円付近に、大きな売りが観測されています。

★午後3時・現在★
「ドルインデックス」=買い
「米国10年債利回り」=低下
「ユーロドル」=ユーロ売り/ドル買い
「ダウ先物」=売り

通貨インデックスは
米ドル>ユーロ>日本円

今日の私は、上限ターゲットからの「売り」戦略です。
その理由は、上値の余地と下値の余地を考えると、下値に向かう値幅の方が大きいからです。

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

今日も病院から帰ってきたのが、午後1時半だったので、更新が遅くなってごめんなさい。

天野 愛菜(まな)