常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

フェデックス 12-2月期決算

こんにちは。天野愛菜です。

お恥ずかしながら、私が勝手にひとりで盛り上がっていた昨日の米国貨物大手・フェデックスの決算。

二転三転の後、おとといになって「日本時間の20日午前2時半の発表」に落ち着いたのですが、結局米国株式の取引終了後に変更になってしまいました。

結果をみれば、市場にインパクトを与えないための配慮だったのでしょう。

売上高 170億1000万ドル 2.9%増
純利益 7億3900万ドル  64.4%減

純利益・64.4%減は市場も想定外。

ここで海外勢は「ドル売り」を仕掛けていたのですが…。
「決算発表はMANAの日本時間で午前7時頃らしいよ。」とアメリカのトレーダーさんからメールがあって、私はそこで寝ました。

今日のFOMCからのドル円トレード

基本的には「ドル安」ですが、明日の朝の3時に「政策金利の発表」があって、3時半に「パウエル議長の定例記者会見」。

いつものことながら、時間がチョット…。

一度寝てから起きてトレードするよりも、朝9時から日本の機関投資家さんの流れに乗った方が安全かも知れません。

しかしー、明日の日本は春分の日でお休み。
でも日本の「プロの為替ディーラーの方々」は、いつも祝日返上で働いていらっしゃるので、私は密かに「ドル買い」を期待しています。

 

今朝も9時の111.40円から10時過ぎに111.69円まで日本勢は買い上げました。

私は戻ったところの111.65円で決済して、25銭の利益。

そこから調整売りが入りましたが、いずれにしても「日本勢」の底力にはエールを送りたいです。

バーコウ英下院議長のとった戦略は400年前の慣例

昨日のBlogで書きました、一昨日「メイ首相のEU離脱案がこれまでと同じ内容なら、議会の慣例に則って採決はしない。」と言ったバーコウ英下院議長さん。

昨日英国の方から憤慨したメールがきました。

「慣例といっても奴は、400年も前の慣例を引き合いに出してきた。」

日本でいうと…、2019年-400年=1619年。

江戸幕府第2代・徳川秀忠の時代

バーコウ英下院議長は、よくもまぁそんな昔の慣例を、職員に調べさせたものです。

本人が力説している「EU離脱反対」。
職権乱用っぽくないですか。

でも少し、笑えました。

マキちゃんが再入院して、慣れない家事

昨日の主な経済指標の結果

23:00 米国
1月 製造業新規受注 [前月比]
結果:0.1% 予想:0.3% 前回:0.1%

昨日の主な要人発言

ドムブロフスキス欧州委員会副委員長
「英国のEU離脱延期の理由が明確ではない」

レンデルス・ベルギー外相
「欧州首脳会議までに英国から要請がなければ、離脱期限延期に関する協議は行われない可能性ある。」

バルニエ英EU離脱・欧州委員会首席交渉官
「EUは英国の合意なき離脱に対しても準備している」
「離脱延期は理想的とは言えない。経済・政治的なコストが増加する」
「EU首脳会議ではメイ首相の<要請内容>をもとに話し合う」

昨日のトレード 利益40銭

○下限。第1ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は111.45円。下限は111.25円。

上限越えのターゲットは
111.51円、111.62円、111.75円。
下限越えのターゲットは
111.15円、111.09円、111.03円。

———-米国時間———-
1回目 21:15
設定レンジ下限111.25円→設定レンジ上限111.45円。「買い」20銭。

2回目 23:40
設定レンジ上限111.45円→設定レンジ下限111.25円。「売り」20銭。

⇒昨日は、急変のリスクを感じることなくトレードできました。
放っておいても、設定レンジの上限と下限を行き来します。

今日のドル円に影響を与えそうな経済指標

※発表時間ですぐに相場が反応したり、ドル円以外の通貨を経由して影響を受けたり、発表時の価格がそれ以降の相場の参考レートになったりします。

3月20日(水曜日)
日本  月例経済報告
英国 英中銀金融政策委員会(MPC)1日目

8:50
日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨

16:00
ドイツ 2月生産者物価指数(PPI)(前月比)

18:30
英国 2月消費者物価指数(CPI)(前月比)
英国 2月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
英国 2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
英国 2月卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)(前年同月比)
英国 2月小売物価指数(RPI)(前月比)
英国 2月小売物価指数(RPI)(前年同月比)

20:00
米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

翌3:00
米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表

翌3:30
米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

愛菜の経済指標・用語解説

英国・消費者物価指数

消費者物価指数は、経済用語ではCPI(Consumer Price Index)。
消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。
発表元は、国家統計局。
最近はブレグジットを控えているので注目度は高く、EU経済牽引しているドイツの指標よりもドル円に影響を与えます。

MBA住宅ローン申請指数

個人の住宅ローン申請が行われた指数。
米抵当銀行協会(The Mortgage Bankers Association)が、毎週水曜日に発表。
基準値は1990年3月16日を100としたものです。

あくまでも「申請」なので、住宅建設の着工に結びつくとは限りません。
また個人による複数の申請も計算に入れているので、住宅関連指数のなかでは概況として参考にします。

2019/03/20(水曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は111.69円。下限は111.35円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
111.76円、111.85円、111.92円、111.99円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
111.28円、111.19円、111.12円、111.03円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、111.60円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性もあります。

「ドル円/今日の設定レンジ」上値は112.00円の予想

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「ドル円/日足」上限111.60円 下限111.12円

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日の欧米時間は、小動きに終始してしまうというのがもっぱらの予想です。
どいうことは、要人発言に期待ですね。

FOMCまでのファンダメンタルズは「買い」
テクニカルは「中立」です。

ドル円の上値はー
2018年10月4日  114.54円
2018年11月12日 114.20円
2018円12月13日    113.70円
2019年1月3日 103.51円の急落から持ち直しましたが、それでも
2019年3月5日  112.13円
と切り下がってきています。

それでドル円の上値は112.00円付近ではないか、と為替トレーダーの方々の予想。

今日の私の戦略は、設定レンジ内のバランスライン・111.60円付近を中心に、設定レンジ&ターゲットで臨みます。
上がっても下値をしっかり試しているので、期待は「売り」です。

★正午現在★
「ドルインデックス」 日足=売り 1時間足=買い
「米国10年債利回り」 日足=低下 1時間足=低下
「ユーロドル」 日足=ユーロ買い/ドル売り 1時間足=ユーロ売り/ドル買い

★米ドルと日本円の強さの比較★
1時間足 米ドル=日本円
日足   米ドル>日本円

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

最近、ムリを通してきたマキちゃんが、ダウン…。
2~3日経過を診ましょうということで、朝方に再入院。

3月9日から10日間で、シンガポール・台湾・香港。そして旦那さんの墓参で沖縄と福井の弾丸往復。
少し休んでほしいな、と思っていたので、週末からのニューヨーク行きをキャンセルできてよかったです。

アナタも体調には気を付けて、今日も頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)