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ムニューシン米財務長官の「ドル高」誘導発言

こんにちは。天野愛菜です

中国経済の減速が顕著になってきました。

つい最近までは、元安誘導で追加関税分を相殺してきた中国をけん制するために「ドル安」発言で対抗してきたアメリカ政府。

しかし中国経済減速の影響が、世界経済に対して本格的に浸透しはじめてきたので、「ちょっとヤバい」と考えはじめてきました。

そうはいっても現在のアメリカは、共和党も民主党もそして国民も、トランプ大統領よりも強行になっている「中国」に対する敵意。

表だって制裁緩和を言えないアメリカ政府は、「ドル高容認」で中国輸出産業を援護射撃。

前日の「来週30日、上海で米中通商協議の再開」の報道でもわずかな「ドル高」。

しびれを切らしたムニューシン米財務長官は昨日、米国市場が開く前に
「長期的に強いドルは重要」
「短期的なドル安を支持しない」
と発言。

結果は、108.05円から108.09円までの4銭のドル高。

その後は発射台を割り込んで、新築住宅販売件数を経て107.95円まで下落。

持ち直したといっても、米国債権の利回り上昇に吊られただけのこと。

 

ただここで考えられることは、アメリカも米中通商協議に対して、なんらかの進展を模索しはじめた、ということ。
つまり「為替」は譲ってもいいから、技術移転の強要、知的財産の侵害、約束した農産物の輸入問題などは中国が譲れ、と言っているのでしょうか。

 

感想戦

感想戦(かんそうせん)とは、囲碁、将棋、チェス、麻雀などのゲームにおいて、
対局後に開始から終局まで、またはその一部を再現し、対局中の着手の善悪や、その局面における最善手などを検討することである。

なお「感想戦」は本来将棋用語であり、囲碁では通常「局後の検討」という言葉が使用されることが多い。

<ウィキペディア>

昨日のトレード 利益59銭

○下限・第1ターゲットまで

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は108.27円。下限は108.12円。

上限越えのターゲットは
108.37円、108.45円、108.56円。
下限越えのターゲットは
108.01円、107.93円、107.83円。

設定レンジ内のバランスラインは、108.16円。

―――日本時間―――
1回目 9:50
108.22円(Pivot 1H)→108.13円(Pivot 1H・S2)。「売り」9銭。

2回目 9:54
108.13円(Pivot 1H・S2)→108.22円(直近の下落開始地点)。「買い」9銭。

3回目 14:00
バランスライン108.16円→下限・第1ターゲット108.01円。「売り」15銭。

―――欧米時間―――
4回目 17:20
下限・第1ターゲット108.01円→バランスライン108.16円。「買い」15銭。

※19:15からの一瞬の急騰。
19:10に流れた「日銀関係者の話によるとECBの緩和強化で円高進行なら、日銀は追加策模索の可能性」という欧州発のヘッドラインニュースが発端でした。
5分足チャートの3重移動平均線が上昇を続けていた状態だったので、決済ラインを置いていたバランスライン108.16円で約定。
愛菜のラッキートレードでした。(笑)

5回目 19:17
設定レンジ下限108.12円→下限・第1ターゲット108.01円。「売り」11銭。

※さきほどのヘッドラインニュースが、日銀発言でも伝聞しかも関係者だったので「瞬間風速」とトレーダーさんたちは考えますから、わたしも即座に設定レンジ下限108.12円で「売り」。
チャートを見ると108.015円ですが、一瞬の行き過ぎたスプレッドに救われました。
愛菜のラッキートレード第二弾でした。

昨日のトレードは病み上がりということもあって、5回目のトレードで終了。
それでも12時間は頑張りました。

2019/07/25(木曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.25円。下限は108.12円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
108.33円、108.42円、108.54円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
108.03円、107.97円、107.90円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、108.16円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください

「ドル円/今日の設定レンジ」

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今日の経済指標で注目は
「20:45 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)政策金利」
「21:30 ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁記者会見」

欧州のトレーダーさんたちの声
「今までは思惑でユーロは売られてきたから、これからは事実で買われることに警戒。」
―「Buy the Fact」
そうなったら
ユーロドルは、ユーロ買い/ドル売り
ユーロ円は、ユーロ買い/円売り

ドル円はどうなるか、というとアメリカのトレーダーさんたちも昨日の噂とはいえ
「日銀関係者の話によるとECBの緩和強化で円高進行なら、日銀は追加策模索の可能性」がアタマから離れていません。
わたしにもメールがくるのです。
「どうなるんだ、円は?」
わたしは「知らなぁーい!」と答えるしかありません。

しかしこちらは、昨日のムニューシン米財務長官の発言
「長期的に強いドルは重要」
「短期的なドル安を支持しない」
がアタマから離れません。

日米の金融当局の発言が、珍しく一致しているではありませんか!

今日のわたしは「買い」でスタンバイです。

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です

 

わたしは欲張りだから、24時間トレードしていたい。
カフェインの摂取過多。中毒症状が顕著になる一歩手前でした。
お医者さんにも説教されて、少なくても6時間は寝ようと心に決めました。
昨日は「感想戦」を終えて、午後10時にはパソコンをシャットダウン。
ベッドに入ってもチャートが気になって仕方がなかったのですが、いつの間にか眠っていました。

今日は気分爽快。
ドル円も爽快な動きをしてくれたらいいんだけど…。

天野 愛菜(まな)