こんにちは、天野愛菜です。

本日、11:00の注目されていた中国の経済指標

1-3月期 四半期国内総生産(GDP・前期比)
結果:-9.8% 予想:-9.9% 前回:1.5%
1-3月期 四半期国内総生産(GDP・前年同期比)
結果:-6.8% 予想:-6.5% 前回:6.0%
3月 小売売上高(前年同月比)
結果:-15.8% 予想:-10.0% 前回:-20.5%
3月 鉱工業生産(前年同月比)
結果:-1.1% 予想:-7.3% 前回:-13.5%

省、群、市の地方政府のお役人さんたちが、中央政府に提出したデータを中国国家統計局がまとめたもの。
中国国家統計局は、提出されたデータを精査しないことになっているので、中央政府によく思われたい地方政府の幹部たちによるお手盛りが横行。
そのあたりを日本以外は、考慮に入れて中国経済を分析しています。

そこから導き出されたちょっと明るいニュースは、「3月 鉱工業生産(前年同月比)」が持ち直していること。
この鉱工業生産は、「中国に部品工場を置くサプライチェーンの生産高」に置き換えられます。
結果は最終的に、「貿易統計」に反映します。
ですから貿易相手国でも確認出来てしまう数字なので、中国国家統計局による誤魔化しの誤差が少ないと言われています。

今回の中国の経済指標で、「3月 鉱工業生産(前年同月比)」が悪ければ、リスク回避のドル買いに発展するところでしたが、結果を受けて午前中のドル円相場には、一服の安心感が広がったのでした

昨日のトレード 利益1円45銭

☆達成ターゲット/上限、下限ともに第2ターゲット

3回目のトレード中23時を過ぎたころから、いつロンドンフィキシングが始まるのか、ドキドキがMAX状態。
下限・第1ターゲットでは107.25円を飛び越えるように下落したので、第2ターゲットに決済&「指し値」。
「ナンピン覚悟・指し値」トレードなので、その下にも「指し値」をおいておきました。
うまくターゲットが機能してくれました。

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は107.90円。下限は107.33円。

ターゲット
⑤108.51円 <4/13 高値>
④108.36円 <Pivot Day・R2>
③108.20円 <4/10 Horizon Line>
②108.08円 <適応型移動平均・転換線>
①107.99円 <Pivot Day・R2(THV)>

◆ 107.90円 設定レンジ・上限
B.L① 107.75円 <4/14 設定レンジ上限>
B.L② 107.65円 <適応型移動平均・転換線>
B.L③ 107.40円 <Pivot Day・Key(欧米式)>
◆ 107.33円 設定レンジ・下限

①107.25円 <4/15 Horizon Line>
②107.16円 <適応型移動平均・転換線>
③107.05円 <Pivot Day・S1(THV)>
④106.92円 <4/15 安値>
⑤106.83円 <Pivot Day・S2(THV)>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点

―――日本時間―――
1回目 13:33
108.08円<上限②・Target>→107.75円<B.L①>。「売り」33銭。

―――欧米時間―――

2回目 21:01
107.65円<B.L②>→107.49円<Pivot 1H・S3>。「売り」16銭。

3回目 22:42
107.53円<Pivot 1H・Key>→107.16円<下限②・Target>。「売り」37銭。

4回目 23:22
107.16円<下限②・Target>→107.75円<B.L①>。「買い」59銭。

2020/04/17(金曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は108.08円。下限は107.65円です

ターゲット

⑤108.64円 <Pivot Day・R2>
④108.51円 <4/13 高値>
③108.39円 <適応型移動平均・転換線>
②108.29円 <Pivot Day・R2>
①108.20円 <4/10 Horizon Line>

◆ 108.08円 設定レンジ・上限
B.L① 108.00円 <大台>
B.L② 107.90円 <4/15 設定レンジ上限>
B.L③ 107.74円 <Pivot Day・Key(THV)>
◆ 107.65円 設定レンジ・下限

①107.58円 <適応型移動平均・転換線>
②107.50円 <節目>
③107.25円 <4/15 Horizon Line>
④107.16円 <4/16 安値>
⑤107.00円 <大台>

※B.L=Balance Line 設定レンジ内における上昇・下降の転換点

ご注意

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があります。値幅を中心に考えてください

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

アメリカでの経済ニュースでは、もっぱら「米国大手6大銀行の融資の焦げ付きによる不良債権の積み増し問題」が報道されています。

・JPモルガン・チェース
・バンク・オブ・アメリカ(BofA)
・シティグループ
・ウェルズ・ファーゴ
・ゴールドマン・サックス・グループ
・モルガン・スタンレー

具体的な数字が公表されていないので、今晩の相場にどう影響するかわかりませんが、上記銀行名のヘッドラインニュースが流れたら注意が必要です。

 

いざ時用の、どこでも使える(流動性の高い)米ドル買いの意欲は海外勢にはあるものの、ドル円に限っていえば、日本の財務省による「お金の出し渋り」というか「国民や企業に、お金は絶対に出すものか!」的な抵抗がある限りは、日本企業による「自分の身は自分で守る」ドル売り、円への回避は続きます。

 

今日のわたしのトレード戦術は、設定レンジ重視で挑みます。
海外勢の上値抵抗ラインの予想は、上限・第1ターゲット108.20円と上限・第2ターゲット108.29円。
下値目安は、下限・第3ターゲット107.25円と下限・第4ターゲット107.16円です

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※早出の欧州勢が参入してくる午後3時~午後5時と、同アメリカ勢が参入してくる午後9時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

ハルジオン(春紫苑)。
わたしの撮り方が下手なのですが、夜空を飾る花火みたいでした。

 

今週も、ありがとうございました。
今日のトレードで少しでも利益を得て、よい週末をお過ごしください。
外出規制はちょっとキツいけど、頑張りましょう。

こちらはね、強制的外出禁止。
警官の目が血走っていて、本当に怖いのです。

そうそうこちらでも、日本の野党の国会議員が、このご時世に歌舞伎町の性風俗店に行った話や、兵庫県警の幹部が居酒屋で宴会してコロナに感染したニュースが報道されました。
「愛菜さぁ、日本人って馬鹿なのか?」と言われてショボン…。

天野 愛菜(まな)