常勝必見の「ドル円/今日の設定レンジ」は毎日更新⇒

こんにちは。天野愛菜です。

先週の金曜日、午後9時。
米国市場の開場前、見計らったように中国政府による「米国からの輸入品に5-10%の追加関税を課す」発表

市場のファンダメンタルズは一気に悪化。

普段なら午後4時の定例会見でするのに、またまたアメリカにケンカを売りました。
トランプ大統領が、経済的にもっとも重視している米国株価の下落狙い。

わたしは20時20分に設定レンジ上限106.62円からの「買い」を上限・第1ターゲット106.69円で「決済」していたので、急落の難を逃れられて、あらかじめ設定レンジ上限106.62円でセットしていた「売り」ポジションがヒットして、設定レンジ下限106.40円で利益確定。思わぬご褒美でした。

この急落からわたしは、それまでの「買い」スタンスを「売り」に転換。

その頃には、海外トレーダーさんたちで盛んに議論されていた「ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の発言に対する観測チャット」への書き込みもなくなっていました。

23時からの「ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の発言」は、Blogで書いた通りの「ドル高」。

しかしそれはあらかじめファンドが仕込んでいたもので、それも一瞬の出来事で終了。

市場は、パウエルFRB議長の発言には「もうどうでもいいや。」という感じ。

 

当然わたしは、設定レンジ上限からの「売り」。
下限・第1ターゲット106.34円で決済。これはピッタリでした。

そして次は、バランスライン106.50円から再度の「売り」と考えていたら、設定レンジ下限106.40円を越えてから下落開始。
ここではバランスラインからの「売り」の気持ちがあったので、追随出来ませんでした。

ヘッドラインニュースでは、トランプ大統領が「中国へのあたらたな対応を発表する」との報道。

そのようなこともあって、下限・第1ターゲット106.34円からの安全・安心の「売り」となりました。

午前0時40分。70ティックチャートで、一瞬大きく下がって(3銭)戻った105.51円で決済。
これがわたしの大きく動いた後での「決済」パターンです。

結果的にはその後、105.30円まで下がりましたが、アメリカ勢のランチタイム前だったので、この日のトレードは終了しました。

同じ下落でも上下運動をしながらの下げであれば、利益もダブルで楽しいトレードになりますが、金曜日のような一本調子だと値幅通りの利益になってしまうので、ヤッター感にちょっと欠けた感じでした。

でも疲労感がなかった分、わたしの体調的には大変によいトレードでした。

朝、6時の海

金曜日のトレード 利益1円30銭

○上限・第1ターゲット/下限・第3ターゲット

昨日の「ドル円/今日の設定レンジ」
上限は106.62円。下限は106.40円。

上限越えのターゲットは
106.69円、106.77円、106.93円。
下限越えのターゲットは
106.34円、106.25円、106.18円。

設定レンジ内のバランスラインは、106.50円。

―――欧米時間―――
1回目 20:20
設定レンジ上限106.62円→上限・第1ターゲット106.69円。「買い」7銭。

2回目 21:00
設定レンジ上限106.62円→設定レンジ下限106.40円。「売り」12銭。

3回目 23:00
設定レンジ上限106.62円→下限・第1ターゲット106.34円。「売り」28銭。

4回目 23:42
下限・第1ターゲット106.34円→105.51円。「売り」83銭。

2019/08/26(月曜日)
ドル円/今日の設定レンジ
上限は105.38円。下限は104.81円です

ターゲット

設定レンジの上限を越えたらー
105.48円、105.65円、105.78円がターゲット。

設定レンジの下限を越えたらー
104.74円、104.62円、104.50円をターゲットとします。

設定レンジ内のバランスラインは、105.00円です。

※設定レンジ内では、設定レンジの上限が抵抗線として上値を押さえ、設定レンジの下限が支持線として下値を支える目安となりますから気を付けてください。
また設定レンジの上限や下限を越えた後は、上限や下限が支持線や抵抗線となります。

※設定レンジ&ターゲットはボラティリティ(変動)を考慮していますが、オーバーシュート(行き過ぎた動き)する可能性があることにも注意してください。

※為替レートや為替チャートはFX会社によって数値に差異がありますので、ここで表示した「ドル円/今日の設定レンジ」とは異なる場合があるので、値幅を中心に考えてください。

「ドル円/今日の設定レンジ」1時間足

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愛菜の実戦トレード 今日の予想・攻略法

今晩注目の経済指標はなし。

105.80円付近には欧米実需筋の売り観測。
バランスラインの105.00円には、日本勢の買い観測。
金曜日の下落で損失を抱えた米系ファンドは、買い上げ狙い。

思惑が交差している今日のドル円です。

今日の設定レンジ下限は、1時間足の遅行スパンが反転したところです。

と書きながら、設定レンジが確定した11時半過ぎから微振動。
その後の上昇で利益が取れてしまいました。後出しジャンケンみたいになって、すみません。

1回目 11:48
設定レンジ上限105.38円→上限・第3ターゲット105.78円。「買い」40銭。

この上昇は、劉鶴中国副首相による
「中国は米中両国に不利益となる貿易戦争に断固として反対する」
「冷静な交渉で通商摩擦の解決を望む」
とのヘッドラインニュースが流れた直後に動きました。

実はね、これ「香港がらみ」。
「アメリカからの投資&技術の窓口」である香港に制裁があるかも、という話しに中国が少しビビっているから。
「冷静な」がキーワードなんです。

今日のトレードは、金曜日の下限・第1ターゲット106.34円までは、上昇してからの下降追随の「売り」で対処します。

 

※「愛菜の実戦トレード」の内容は、あくまでも書いている時点というのが前提ですから、要人発言や報道で相場の流れが変わったり、経済指標の発表直前の価格次第では考えていたように動かないことがあったりするので注意してください。

※欧州勢が参入してくる午後3時~午後4時と、アメリカ勢が参入してくる午後10時前後には、相場の流れが大きく変化することがありますから注意が必要です。

 

幸先のよい午前中のトレードでした。
今週は、頑張れそうです。

今日も、頑張りましょう、ね。

天野 愛菜(まな)